Microsoft Azure サポートプランの選択方法


Microsoft Azure には専用のサポートプランがいくつかありますが、実際のご利用の際にどれを選べばよいか迷う場合があるかと思います。本トピックでは、どのようなプランがあるか特徴について説明し、実際の運用に合わせてどれを選べばよいかについてご案内しようと思います。

※本情報は 2015年 9月現在の情報をもとにした情報です。今後、変更などがある可能性もありますのでご了承ください。

サポートプランの種類

Microsoft Azure には専用のサポートプランとして、以下のリンクで紹介されています。

オプション 無料 デベロッパー
(開発)
スタンダード
(標準)
プロフェッショナル ダイレクト プレミア
月額 $0 $29 $300 $1,000 利用するオプションにより異なります。
ご相談ください。
MSDN フォーラムの利用
サービスダッシュボード
課金サポート

※契約締結後の課金および契約(サブスクリプション)に関する質問

障害サポート

初回対応時間

※A 以外は営業時間内(平日9:00-17:30)の応答時間となります。お問い合わせ時刻、たとえば17時以降などによっては翌日になる可能性があります。

×

深刻度

C: 8時間

※Cのみ

深刻度

A: 2時間
B: 4時間
C: 8時間

深刻度

A: 1時間
B: 2時間
C: 4時間

深刻度

A: 1時間
B: 2時間
C: 4時間

緊急対応
(24時間)
× ×
専属の契約担当者の
割り当て
(Service Delivery Management)
× × × 専用チームによるサービス管理

(特定の担当者は割り当てられませんが、時間によって担当が変わります。)

専属の担当者の割り当てによる
サービス管理
ご質問に関連した
ドキュメント・資料のご案内
× × ×
アドバイザリー サポート × × × ×

※エンジニアを割り当てての運用支援やトラブルシュート方法の伝授など

開発支援・仕様確認 × × × ×

※エンジニアによる設計・開発支援やパフォーマンス改善支援など

各オプションは、上記のとおりですが要点としてまとめる主な特徴としては以下の通りです。

契約

用途

要点

無料

・課金のお問い合わせが可能です。
・障害時は、サービスダッシュボードを確認するのみになります。
(=障害時、マイクロソフトにお問い合わせする窓口はありません)

デベロッパー(開発)

開発時(小規模)

無料サポート+

・運用時ではなく開発時用のサポートです。
・障害発生時/切り分けられた問題のデバッグ時などお問い合わせできます。
・緊急対応を想定していないので、深刻度A/Bでの緊急対応はできません。

スタンダード(標準)

開発時(小規模)
運用時(小規模)

デベロッパー+

・小規模なWindows Azure運用時を想定したサポートです。
・深刻度A/Bでのご質問が可能で、サポートからの折り返しの電話も可能です。
・専用の担当者はつきません

プロフェッショナル ダイレクト

開発時(中規模)
運用時(中規模)

スタンダード+

・電話によるサポートは無制限でつきます。
・専用のチームによるお客様サポート
・お客様から専用のチームへのお電話連絡が可能です。
・簡単な運用・開発に関するご相談をお受け可能です(ドキュメント有無検索・確認まで)。運用・開発に関する設計支援、ドキュメントにない仕様の確認、トラブルシュート支援などは行いません。

プレミアサポート

開発時(大規模)
運用時(大規模)

プロフェッショナル ダイレクト+

・お客様の担当者を割り当て
・運用・開発・トラブルシュートなど広範に及ぶ専門エンジニアによるサポート

深刻度

大きく分けて、緊急対応か(A)、緊急対応ではないか(B,C)に分けられます。緊急対応をする際には、いくつか条件がありますので予めご了承ください。

深刻度

受付時間・対応時間

お客様の状況

A

24x7 365日 事業に大きな影響が発生する場合:

  • サービスダウンなどお客様の事業に大きな損失が発生し、サービスの質が大きく低下
  • 即時の対応が必要

条件:

  • 問題の緊急度・影響度に対する合理的な理由を提供いただく必要があります。
  • 緊急対応中は、お客様側で常に連絡の取れる状態にし、必要な情報のご提供をしていただく必要があります。
    連絡がつかない場合や必要な情報の提供をいただけない場合は、マイクロソフト側で引き下げる場合があります。
  • 障害の復旧作業が最優先となり、復旧後の原因追究は緊急対応いたしません。
    復旧後の原因追及は緊急度Bでの対応となります。

B

平日 9:00 – 17:30 事業に部分的な影響が発生する場合:

  • お客様の事業に部分的な損失が発生し、サービスの質は低下するが、業務自体は不十分な状態ながら継続可能

C

平日 9:00 – 17:30 事業に軽微な影響が及ぶ場合:

  • お客様の事業・サービスへの支障はわずかであるか、全くない状態で、実質的に業務が機能可能

※特にご指定がない場合はこちらになります。また、「デベロッパー」契約については、通常こちらの深刻度になります。

「障害サポート」 の対応範囲

  • 「障害サポート」は、障害の改善・復旧を対象としたサービスであり、以下のサービスは含みませんのでご留意ください。
    • ドキュメントの案内
    • 仕様の確認
    • コンサルティングや開発時のアドバイス
    • お客様環境の問題の切り分け作業・デバッグ支援
    • コードレビュー・サンプル作成
    • 既存サービスのリファクタリング、パフォーマンス改善の提案・支援
  • Azure プラットフォーム内のサービスや、マイクロソフトが公式にサポート表明をしている製品のみとなります。また、サードパーティ製製品が絡む場合には対応をお受けしていない場合があります。
  • 複数製品が絡む問題や状況のみで切り分けされていない場合には、各コンポーネントレベルまでお客様側で切り分けを実施していただく必要があります。

サポートプラン、どれを選ぶか?

いくつかサポートプランが分かれており、料金も別れているため、どれを選択してよいか悩むかと思います。基本的な判断基準としては、以下をご参考ください。

  • まったく料金を使わない場合:
    「サービスダッシュボード」と「MSDNフォーラム」のみの「無料」を使う。技術・障害に関するご質問をいただくことはできませんが、課金に関するお問い合わせのみ、ご質問いただくことが可能です。
  • 開発時に何かあった時に、問い合わせたい場合:
    「デベロッパー」もしくはそれ以上のサポート契約を利用する。ただし、「デベロッパー」は運用用ではありませんので、深刻度Cのみとなり、緊急対応は含まれていません。
  • 開発時・実運用時に何かあった時に、問い合わせたい場合:
    運用を想定した緊急対応が必要な場合には、「スタンダード」以上の契約が必要です。
    「プロフェッショナルダイレクト」・「プレミア」以上を選択いただいた場合には、専用のチーム・担当者がお客様をケアいたしますので、必要に応じて選択ください。

以上、少しでもご契約・運用を検討される際のご参考いただければ幸いです

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Microsoft  Azure サポートチーム

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