[SQL Azure] ”インデックスが配列の境界外です。” エラーが発生

こんにちは、Windows Azure サポートチームです。

SQL Azure に関するお問い合わせの中で、よくあるお問い合わせの一つを紹介したいと思います。

 

[質問]

SQL Server Management Studio から SQL Azure 上のデータベースに接続し、該当テーブルをスクリプト化した場合に“インデックスが配列の境界外です。“というエラーが発生し、正常に該当テーブルをスクリプト化できないのは何故?

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SQL Server Management Studio より、SQL Azure 上のデータベースに接続し、テーブル “dbo.tab1” をスクリプト化します。

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“インデックスが配列の境界外です。“というエラーが発生し、テーブルのスクリプト化に失敗しました。

 

[解決策]

ご使用されている SQL Server Management Studio に、SQL Server 2008 R2 Service Pack 1 を適用します。

 

Microsoft SQL Server 2008 R2 Service Pack 1

www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=b9aa2dba-7f20-4c0c-9afd-1eebee5a94ea

 

SQL Server 2008 R2 Management Studio (製品版) を使用されている場合

+ SQLServer2008R2SP1-KB2528583-x64-JPN.exe (64 ビット環境の場合)

+ SQLServer2008R2SP1-KB2528583-x86-JPN.exe (32 ビット環境の場合)

+ SQLServer2008R2SP1-KB2528583-IA64-JPN.exe (64 ビット環境(Itanium) の場合)

 

SQL Server 2008 R2 Management Studio Express を使用されている場合

+ SQLManagementStudio_x86_JPN.exe (32ビット環境の場合)

+ SQLManagementStudio_x64_JPN.exe (64ビット環境の場合)

 

※ SQL Server Management Studio から SQL Azure への接続は、SQL Server 2008 R2 Service Pack1 以降がサポート対象となっております。

※ SQL Server Management Studio の バージョンは、以下の方法で確認できます。

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SQL Server Management Studio -> ヘルプ タブ -> バージョン情報を選択します。

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コンポーネント名: Micorosoft SQL Server Management Studio のバージョンを確認し、バージョンが 10.50.2500 より大きな値になっている場合は、SQL Server 2008 R2 Service Pack 1 以降の Service Pack (累積的な修正プログラム) が適用されていると判断できます。

※ 本Blogの内容は、 2011年11月 30日 現在の内容となっております。

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Support Engineer
Nobushiro Takahara