流通業にデジタルトランスフォーメーションの波が押し寄せている?! – DevWire (2018/3/26)


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弊社の都合によりニュースレター1月号と2月号の配信が滞ってしまいました。
お客様・関係者の皆様には多大なるご迷惑をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。
1月号で配信予定だったニュースレターの内容は、こちらにて公開させていただいております。
ニュースレター配信の不備について、重ねてお詫び申し上げます。
Hot Topics
今年のリテールテックのキーワード 「デジタルトランスフォーメーション」
お客様事例を参考に効率的な情報収集をしませんか?!
<早期申込割引 実施中!>de:code 2018 (5/22-23 開催)
DevWire のバック ナンバーをご紹介
Windows Embedded/IoT 販売代理店 耳より情報
Column
IoTとAzureで使うPower BI
ほっとひと息
花粉症の季節ですね
Hot Topics
今年のリテールテックのキーワード 「デジタルトランスフォーメーション」
いろいろな業界に変革は訪れていますが、特に流通業は激しい変革の波が押し寄せているなぁ。と感じる今日この頃です。
花粉と共に毎年やってくる流通業の最大級イベント「リテールテック Japan 2018」が3月6日から9日まで東京ビッグサイトで開催しておりましたが、会場はそれを裏付けるような展示が多くみられました。 従来のPOS端末など製品が中心の展示から、カスタマージャーニーを意識したソリューション展示が圧倒的に多く、会場のあちこちに「デジタルトランスフォーメーション」、「変革」、「IoT」などの言葉を見かけました。

リテールテックにおけるマイクロソフトのブースは、「常に数年先のソリューションを展示する。」ということをモットーとしています。ブースは小さいながらも常に多くのお客様に来ていただけるのは、最新のテクノロジによるソリューションを見に来ていただいているのではと思っています。
ではでは、何を展示していたのか・・・気になりますね?恒例になってまいりましたが、DevWireの読者の皆様には、足を運ばずして体感できるリテールテック マイクロソフトブースの様子をお届けしたいと思います!


前の通路が通れなくなるほど盛況だったマイクロソフトブース

マイクロソフトは9社のパートナー企業と流通業におけるIT技術の標準化を推進するオープンフォーラムであるスマーター・リテイリング・フォーラム(OPOS技術協議会/NET流通システム協議会)と共に展示を行いました。
ソリューションを簡単にご紹介すると以下の通りです。
展示内容 会社/団体名
チェーンストアオペレーションのためのコミュニケーションツール
WOMS (Work Order Management System)
菱洋エレクトロ株式会社
流通小売店舗様向けクラウド型POS・本部サービス
UNITE POSi
株式会社ソリマチ技研
Microsoft Dynamics 365 Customer Engagement
販促施策共有ソリューション
株式会社日立ソリューションズ
コンテンツ管理を簡単に実現する
Adobe Experience Manager + Microsoft Azure
アドビ システムズ 株式会社
棚前の消費者行動が分析できる未来の商品棚
インテリジェント・ラベル®
SBクリエイティブ株式会社
スマート店舗向け販促・在庫管理ソリューション アーム株式会社
“注文0分”“会計0分” オーダーシステ
「Putmenu」
ボクシーズ株式会社
人流解析サービス JINRYU 日本ユニシス株式会社
客層分析が迅速、簡単に始められる
アロバビューコーロ
展示協力 株式会社アロバ
標準仕様書閲覧コーナー
スマーター・リテイリング・フォーラム
OPOS技術協議会、.NET流通システム協議会
ひとつひとつご紹介したいところですが、スペースの関係もあるので注目のソリューションを一つだけご紹介したいと思います。
“注文0分”“会計0分” オーダーシステム 「Putmenu」
ショッピングモールやデパートのフードコート、私はあの雰囲気が大好きです。家族と行っても何を食べるか、もめなくてよいし何よりあの雑多の雰囲気の中、気軽に座ってまったりできるのがお気に入りです。
でも、嫌いなこともあります。注文に行くとたいてい呼び出しベルを渡されます。あのベルのけたたましい音にいつもビックリしてしまい止める方法を見つけるのにアタフタしてしまったり、トイレに行きたくてもその間にベルが鳴ってしまう恐怖で待つ時間が余計長く感じられたり。なんてこともあります。
このPutmenuは、これから急速な展開が見込まれる新しい注文・支払システムです。これを使ったフードコートを想定してみましょう。
利用者は自分のスマホにアプリを入れて、フードコートが提供するメニューを選びカートに入れます。選び終わったらこの時点で支払いをスマホで行います。食券をスマホで買う感覚ですね。
次に先ほど選んでカートに入れたメニューに対し注文ボタンを押し、テーブルにあるPマークの上にスマホを置きます。するとBluetooth経由で注文を読み取り、送信完了です!
注文のために店先に出向いて支払いする手間が無いし、注文した後に料理を待つ時間はショッピングに使うこともできるようになります。
では、店舗側はどういうセッティングが必要かと言うと、Putmenuを契約すると専用タブレットと注文電子シート(Paper Beacon)が支給されます。フードコートの店舗やメニューを登録し、さらにテーブル情報を登録します。
専用タブレットのアプリのガイダンスに従って注文電子シートを登録して、そのシートをテーブルに敷いたり、利用者に渡したりすることで注文が可能になるのです。簡単ですね!これを実際に採用されたフードコートは、導入期間が非常に短かったことを強調されておりました。
こんなすごいシステムが何と12言語に対応しているそうです。アメリカにはよくフードコートがありますが、このシステムを使ってくれたら、日本語で楽々注文、支払いができるわけですね。
さらに!注文データや来店履歴データを活用することで新しいマーケティングアプローチも考案できます。IoT時代のオーダーシステムと言えます。MCPC award 2017で「総務大臣賞」を受賞されたそうです。うなずけますね。
このソリューションは、ボクシーズ株式会社のサイト 社外サイトへで詳細をご覧いただけます。

その他、AIを取り入れた店舗業務システム、センサーやRFIDを利用して棚前の顧客行動を分析するデジタルサイネージ付き商品棚、人流解析や客層解析などデジタルの力を活用した様々な流通業向けソリューションが展示されました。

近未来店舗の常識となる?Microsoft HoloLens
数年先の店舗で見るようになるのではないかと思うものに複合現実を活用したソリューションがあります。これを実現するのがマイクロソフトの自己完結型ホログラフィックコンピューターMicrosoft HoloLensです。こちらは、ブース内のセッションでデモを行いました。
デモは店舗にいる店員さんと本部にいる店長さんの会話をドラマ仕立てで行いました。二人はHoloLensをかけています。
店長 今日はスニーカーの売上が芳しくないけど、棚割りを再検討してみよう。」
店員 「はい。スニーカーの棚前に移動します。」
店長 「過去の売上データを商品ごとに見てみよう。」
実際、店舗にいない店長さんが見ているのは、ホログラフィックの商品です。HoloLensは、コンピューターですから、お店の売上データとも連携が可能です。該当商品をクリックすると売上データが靴の横に表示されます。
店長 「この靴の売上が今一つだから、少し端に寄せてみるか。」
店員 はい。このあたりで良いですか?」
実際の店舗にいる店員さんは、靴を移動させます。それと同時に店長さんのホログラフィックの靴も移動します。
店長 「そうだね。この位置でさらに少し割引をしよう。30%、いや、思い切って50%かな。」
店長さんがHoloLensを通して価格を変更すると、そのデータはリアルタイムに変更されPOSにも反映されます。
店員 「では、これで様子を見てみます。」
デモの中のワンシーンをご紹介しましたが、このように離れた場所でも現場にいるのと同じようなコミュニケーションができて、同時にデータを連携させて手間の無い分析と決断を実現するのがHoloLensの特長です。
デジタルトランスフォーメーションを実践している企業から直接話を聞くことができるスマーター・リテイリング・フォーラム
例年、リテールテックの3日目には、スマーター・リテイリング・フォーラム主催のセミナーが行われます。今年もサツドラホールディングス、イオンイーハート、トライアルホールディングスと言ったデジタルトランスフォーメーション実践企業のお話を聞けるということで会場は満席となりました。
デジタルを活用したマーケティングで、札幌を拠点に北海道という地域密着型の異業種連携により、サツドラが運営するEZOCAカードは急速に普及していると言います。イオンイーハートは、前述のボクシーズのPutmenueをフードコートに採用した会社です。導入に至った経緯、そして今後の展開を講演されておりました。トライアルホールディングスは言わずと知れたITで流通を変えようとしている小売業者です。自らのグループ店舗に最先端のソリューションをどんどんと導入して実績を積み上げている注目企業です。実体験を基にしたお話はどれも説得力がありました。

これらの基調な講演に加え、今年は経産省が主導で行っている流通業における実証実験について講演いただきました。
2018年1月13日に経産省が発表した「電子レシートの標準仕様を検証する実験社外サイトへ は、多くの企業が協力していますが、日本マイクロソフトもその一社です。
「海外の流通大手にどう日本の流通業が立ち向かうか、それは企業単体では難しく、競合でさえも力を合わせるような連携が必要になる。」という言葉は印象深いものでした。
経産省が日本の流通業の未来を真剣に考えていることがよくわかる講演でした。

すべてをお伝えすることができないのが残念ですが、もし、流通業に関連されるビジネスに携わっている方で今回、リテールテックを見逃してしまった方は、来年は参加いただくことをお勧めしたいとおもいます!
お客様事例を参考に効率的な情報収集をしませんか?!
DevWireでは、何度か事例を紹介していますが、事例はこちらからのリンクを見ると、ついついクリックしてしまう方は多いのではないかと思います!やはり先人の知恵は偉大ですよね。まだ事例はこちらからのリンクにアクセスしていない方は、ぜひアクセスしてみてください。
このサイトでは、<導入の背景とねらい><導入の経緯><導入効果><今後の展望>などの項目でまとめられているものや、ソリューションとして提供を開始するまでの経緯をまとめたものなど、先進的な取組みを進めている事例をご紹介しています。
「情報が多すぎて、目当ての事例に辿り着けない」というあなた!安心してください。業界別・製品別の検索に合わせて、キーワード検索もありますので、IoTやAIなどに絞って検索することもできます。ということで、最後にもう一度!事例はこちらから
<早期申込割引 実施中!>de:code 2018 (5/22-23 開催)
基調講演、セッションの情報を随時公開中! 今年は AI から Special まで、6 トラックでセッションを構成。今後のテクノロジのビジョンと最新情報をお届けします。AI トラックでは、最新の機械学習の技術や実ビジネスでの事例で得られた多くの知見をご紹介します。本トラックで明日からの実ビジネスに AI を活用する方法を見いだしてください。
https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2018
DevWire のバックナンバーをご紹介
タイトルタイトルバック ナンバー とっても役に立つ、みんな大好き DevWire のバック ナンバーです。

DevWire バック ナンバー サイトはこちら

Windows Embedded/IoT 販売代理店 耳より情報
アヴネットの「IoTに関する15の質問」より、Microsoft Corp, IoT Device Experience Vice PresidentのRodney Clarkが、以下の3つの質問について事例を交えたインタビュー動画になっています。
Video 1 - IoT導入で実用的な結果を得るには?
Video 2 - IoTネットワークでセキュリティを保護するには
Video 3 - IoTで会社の新しい収益モデルが構築できるか
https://www.avnet.co.jp/maker/Microsoft/product/videos.aspx 社外サイトへ
各社とも多くのセミナー・トレーニングを開催しております。ぜひご活用ください。

●アヴネット株式会社 トレーニング 社外サイトへ

●岡谷エレクトロニクス株式会社 セミナー/トレーニング情報 社外サイトへ

●東京エレクトロン デバイス株式会社
Windows 10 IoT トレーニング/イベント/セミナー 社外サイトへ
Azure トレーニング/イベント/セミナー 社外サイトへ

●菱洋エレクトロ株式会社 イベント・セミナー情報 社外サイトへ

Column
IoTとAzureで使うPower BI株式会社デバイスドライバーズ 代表取締役社長 日高 亜友
今回は皆さんが名前は知っているが、知っている様で実はあまり知らない、IoTやAzureのデータ分析に不可欠とも言える便利なツール、Power BIについて簡単に紹介します。

Power BI(パワービーアイと発音、BI=Business Intelligence)は、カスタマイズ可能な画面を提供するデータ解析と表示用のビジネス用ツールです。Windows Desktop (Power BI Desktop)、Webブラウザ(Power BIサービス)、Smart Phoneなど様々な場所で利用できます。

Excelの高機能拡張版的な役割を持ち、ソフトウェア単体でも動作しますが、各種データ接続や連係を行う際は「Power BI サービス」と呼ぶMicrosoft Officeサービスにログインして利用することが一般的です。Power BI Mobile Appsと呼ぶ「ストアアプリ」はWindows版、Android版、iOS版が各ストアで公開されています。Windows版はWindows PCやTabletだけではなく、HoloLensやSurface Hub上でも動作します。

■Power BI DesktopとExcel
Power BIは元々SQL Serverのレポートツールとして試験公開されましたが、正式リリースはPower Query、Power Map (現在名3D Maps)というExcel用のアドインでした。その後Power Viewが追加され、以前(SQL Server 2008 R2同梱時)からExcelアドインとして公開されていたPower Pivot(PowerPivotから名称変更)とともにPower BIになりました。

これらPower Query、Power Map、Power View、Power Pivotの主要機能をベースにして、Windows Desktop上で単独動作するPower BI Desktopが開発されています。現在は「Power BI for Office 365」やPower BIアドインを最初から含んでいるOfficeシリーズがリリースされていますが、以前の特定バージョンのExcelでしか動作しないアドインも公開されているため、アドインでの利用には注意が必要です。

Power BI Desktopは2015年に公開されました。Preview版公開当時の名称が「Power BI Designer」だった様に、デザインやレイアウトを詳細に指定したレポートを作成することを特徴とするツールで、現在ではPower BIの利用にほぼ必須のツールです。無償で公開されています。ExcelアドインのPower BIとは異なる機能をサポートしています。またExcelアドインでなければ実現できない機能もあります。前述の「Power BIサービス」や「Power BI Mobile Apps」は主に、Power BI DesktopやExcelで作成、編集したレポートやデータを取り込んで表示するプレゼンテーション機能を中心に利用されます。

左図はPower BIで作成した典型的なグラフの画面です。
Power BIはこの様に、複数のデータやグラフを1つの画面にまとめて表示させることができるのが特徴です。アプリケーション事例としてはMicrosoft社内での業績報告ツールとしての常時運用が有名です。
■IoT連携
IoTでPower BIを利用する方法はいくつかありますが、最も容易で一般的な方法は、Power BIが標準で持つデータ取得手順でAzure上のデータストレージを直接参照するものです。
左図はPower BI Desktopの画面です。Power BIのリボンから「データを取得」を選択後「Azure」のカテゴリを選択することで、SQL DatabaseなどのAzureの各種ストレージからデータを取得できます。)
そのほかにローカルの各種フォーマットの「ファイル」各種「データベース」、「Salesforce」「Googleアナリティクス」などの50種以上のオンラインサービスのデータも利用できます。メニューで「その他」を選ぶことで、Webブラウザからアクセス可能なテーブルデータやSpark、ODBCなどのアプリケーションのデータも取得可能です。

IoTで利用する場合、Azure側ではStream Analyticsなどを使用して必要なデータをAzure上の各種ストレージに蓄積、または振り分けるだけなので簡単に準備できます。Power BI側ではAzure上の各種ストレージに蓄積したデータだけではなく、他のサービスやインターネット上のデータと組み合わせて表現することが出来、しかもデータの更新や編集が出来るため、強力なツールとなります。

■Power BI Embedded
Power BIサービスはPower BIのSaaS版ですが、大規模なIoTで利用する場合、あるいはISVとしてIoT系のサービスを顧客に提供する場合には、PaaS機能として提供されているPower BI Embeddedという別のサービスが利用できます。

Power BI Embeddedは料金形態がPaaSであることが特徴で、直接エンドユーザーに利用料金が請求されることはありません。他の機能はPower BIサービスと同じく、Desktopを使用して開発したレポートをAzure上で管理・運用できます。

以上が簡単ですが、Power BIの説明でした。Power BIは使うたびにどんどん使い易く進化しています。まだ試してない方は是非ともこの機会に試してみてください。
Power BIのホームページ https://powerbi.microsoft.com/ja-jp/ 社外サイトへ

ほっとひと息
花粉症の季節ですねDevWire 編集部 竹内建人
今年も猛威を振るっています。そうです、花粉の季節です。
花粉症の私は毎年症状が出てしまい、天気が良い日を素直に喜べません・・・。
日本人の4人に1人が発症しているといわれている花粉症ですが、皆様は何か対策はされていますか?免疫力アップのためのヨーグルトやヒスタミンを抑えるカテキンが含まれる緑茶など、花粉症の予防法や症状の緩和方法は様々なものが紹介されていますね。
しかし、私はまだ自分に合うソリューションを発見できていないです・・・。情報収集は毎年行っていますが、最近ではAIを使った花粉予報やIoTで花粉検知など最新IT技術を使った花粉症対策も多くあり、私もいくつか導入しました。
同志(花粉症)の皆様、あと1か月ほど辛い時期が続きますが、ピークは過ぎました!
あと少し、一緒に乗り切りましょう!
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kkoedadmin@microsoft.com

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