IoT を始めていない方! 必見情報が満載ですよ! - DevWire (2016/12/26)


2016 年 12 月号
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Index
Hot Topics
本気の IoT を実現しましょう! Microsoft IoT Day レポート!
IoT の構築を習得したいと思っているあなたに朗報です!
Windows Storage Server 2016 の発表
DevWire のバック ナンバーをご紹介
正規販売代理店情報 正規販売代理店情報
セミナー・トレーニング情報
Column
IoT に適したプロトコルの要件を探る (その 4)
今岡工学事務所 所長 今岡 通博
ほっとひと息
編集後記「お世話になりました。そして来年もよろしくお願いいたします!」
DevWire 編集部 加藤 大輔
Hot Topics
本気の IoT を実現しましょう! Microsoft IoT Day レポート!
IoT の先進的な事例や構成、業種別のベスト プラクティス、そしてデバイス & クラウドのテクノロジまで一挙公開! と銘打って Microsoft IoT Day が開催されました。
IoT はすでに検討から実証そして価値創造の段階に入り始めています。しかし、本気の IoT を始めるには、正しい理解、シナリオを実現する基盤、開発初期の検証や最新サービス導入支援、多様なプレーヤーの連携の場、などなど、さまざまな仕掛けが必要です。
日本マイクロソフトでは 12 月 5 日東京、12 月 9 日大阪の 2 日間、クラウド ソリューション パートナーである東京エレクトロン デバイス様協賛で「Microsoft IoT Day -Boosted by TED-」を開催いたしました。そこでは、すでに IoT ソリューションをクラウドで実践されたお客様の事例やビジネス価値、そして最新のテクノロジについての紹介が行われ、両会場合わせて 250 名を超える皆様にご参加いただきました。
そこで IoT にかかわる最新のデバイスやクラウド技術についてご紹介し、また今年 2 月から東京エレクトロン デバイス様が幹事企業として運営しているコミュニティー、「IoT ビジネス共創ラボ 」のメンバー企業の皆様から製造、流通、医療はじめさまざまな業界での活用事例や、Pepper などのロボットや AI などについても知見を共有いただきました。IoT をいち早く、インパクトのある形で実現するため、Microsoft のクラウド サービスやパートナー企業様のサービスをぜひご活用ください。

参加できなかった方に、当日の資料をご案内します。
(ただしコミュニティー参加企業様分は含まれません。)

本セッションでは、ビジネスを加速する本気の IoT を実現、推進を支援する、マイクロソフトのサービス群と各種取り組み、IoT の初期の立上げを加速する東京エレクトロン デバイス様が提供する検証ラボや各種支援策を紹介します。本気の IoT を Microsoft Azure で実現しましょう。
IoT の構築を習得したいと思っているあなたに朗報です!
デバイスとクラウドの両方を一度にまとめて学ぶことができるキットがあったら便利だと思いませんか? そんな皆様に DragonBoard Azure IoT 評価キットをご紹介します! DragonBoard 410c と Microsoft Azure を接続して、温度と湿度を簡単に可視化できる評価用キットです!

DragonBoard Azure IoT 評価キット
IoT を始めるにあたって Azure とつないでデータ収集の確認をしてみたい、そんなお客様に最適な評価用キットです。Windows 10 IoT Core 搭載の Azure Certified for IoT 認定ボードである DragonBoard に温湿度センサーをつなげ、簡単に Azure IoT Hub に接続できます。またスクリーンショット付きで「構築する環境の準備」から「開発、構築手順」をわかりやすく解説した手順書も入手できます。ぜひこの機会に IoT の構築方法を習得してみませんか?
スクリーンショット付き手順書 イメージ画像
本キットはハードウェアをチップワンストップ様、Microsoft Azure を東京エレクトロン デバイス様よりご提供します。 入手方法はこちらをご参照ください。

Windows Storage Server 2016 の発表
Windows Storage Server 2016
最近 Windows Server 2016 がリリースされたりして、パブリック的にも話題になっていますが、忘れてはならないのがストレージ サーバーですね。ご存知かとは思いますが、Windows Storage Server はサーバー機能のストレージ機能を活用できるのにも関わらず、安価なライセンスで通常必要なクライアント アクセス ライセンス (CAL) が不要というお買い得なライセンスです。さまざまな OEM メーカー様とハードウェアと一緒にバンドルした形で販売してきましたが、2016 版ももう間もなくリリースされますので、少しハイライトをピックアップしてお話ししたいと思います。ちなみにリリース時は、以前と同様に小規模構成用にワーク グループ エディション、大きな構成やワークロードにも耐えられるスタンダード エディションと 2 つのエディションで販売する予定です。まず、向上された機能の代表的なものとして、重複排除があります。重複排除は以前のバージョンからもあり、ダブったデータをビット レベルでコピーは一つしか持たないといった機能です。データの種類にはよりますが、8 割以上ディスクの容量をセーブすることができ非常に便利な機能です。以前はこの重複排除を行う時にシングル スレッド (一つのプロセス) で行っていたので、対象となるボリュームが 10 TB ぐらいまでを推奨としていました。今回はマルチスレッド (複数のプロセス) で重複排除を行うようになりましたので、64 TB のボリューム、各ファイル サイズも 1 TB まで対象となり、より大きなボリュームやファイルを重複排除することはもちろん、すべての重複排除に関するプロセスが早く、効率化されました。重複排除を実際に行う前に、どれ位ディスク容量がセーブできるのかを見たい時は、重複排除をインストール後に活用できる deduplication evaluation tool というもので実際にテストできますので、ご活用してみてください (以下はそのツールの画面です)。

deduplication evaluation tool 画面
もう一つピックアップしたいポイントは最近大きく話題となっているセキュリティです。ストレージ サーバーでは、弊社が展開しているプロトコルの SMB が 3.1.1 にバージョンアップし、暗号化の向上や、セッションを接続する時に強い暗号化 (SHA-512) を活用した署名が必要になったり (これにより、man-in-the-middle 攻撃を防げます)、プロトコルだけもセキュリティが強くなっています (ちなみに、SMB 以外にももちろん引き続き、NFS など他のプロトコルもサポートし続けます)。それ以外に、JEA (Just Enough Administration) といった機能をご紹介したいと思います。今までサーバーで何かを行う場合に管理者権限でさまざまなことを行っていたと思いますが、実はこれは危険なことです。JEA は PowerShell でできるコマンドなどを必要なことだけを実行できるアカウントを配布することができる機能です。これにより、攻撃される可能性を低くして、セキュリティが大幅に向上されます。

今回は WSS2016 で更新されたほんの一部のご紹介でしたが、これ以外にもたくさんありますので、これから各 OEM メーカー様から出荷されていきますので、その時に、これ以外の機能もぜひチェックしていただければ幸いです。

Windows Server 2016 (製品情報サイト)
Windows Storage Server 2016 TechNet Blogs (英語)

DevWire のバック ナンバーをご紹介
 DevWire のバック ナンバーをご紹介 とっても役に立つ、みんな大好き DevWire のバック ナンバーです。

DevWire バック ナンバー サイトはこちら

【正規販売代理店情報】
東京エレクトロン デバイスでは、 Microsoft Azure のハンズオン トレーニング (IoT 編) 社外サイトへ を開催しています。デバイスを Microsoft Azure に接続してデータを活用するまでを体験していただけます。

アドバンテック株式会社 統合 IoT ソリューション 社外サイトへ
IoT 産業の発展を促進するため、マイクロソフトとの協力のもと WISE-PaaS IoT ソフトウェア プラットフォーム サービスを開発。お客様が迅速に IoT アプリケーションを構築できるオールインワン SRP (ソリューション レディ パッケージ) サービスをワンストップで提供していきます。

【セミナー・トレーニング情報】
【セミナー・トレーニング情報】 多くのセミナー、トレーニングを開催しております。
ぜひご活用ください。●アヴネット株式会社 トレーニング 社外サイトへ
●岡谷エレクトロニクス株式会社 セミナー/トレーニング情報 社外サイトへ
●東京エレクトロン デバイス株式会社
トレーニング 社外サイトへ セミナー・イベント 社外サイトへ
●菱洋エレクトロ株式会社 イベント・セミナー情報 社外サイトへ
Column
IoT に適したプロトコルの要件を探る (その 4) 今岡工学事務所 代表 今岡 通博
一般的に IoT に適したプロトコルとは以下の要件を満たす必要があるとされています。

・軽量 Light weight
・省電力 Low Power Consumption
・低速ネットワークでも稼働する Limited network bandwidth
・不安定ネットワークでも稼働する Work on unreliable network
・負荷分散が可能 Scaling

今回はその 4 番目の要件である、不安定なネットワークでも稼働するプロトコルについて考えてみたいと思います。
不安定なネットワークとは通信回線自体が予告なく寸断される。急に帯域が細くなる。あるいは相手ノードが通信できる状態になっていないなどの状況が考えられます。
なぜ IoT では不安定なネットワークを使わざるをえないかというと、先にも述べたとおり大量のノードがさまざまな場所に設置されることが想定されます。それらは通信インフラが整っていない場所かもしれません。とすると無線に頼るしかありません。無線で広帯域の安定した無線回線を確保することはとてもコストがかかります。そこで MVNO などの低速の通信回線や、最近では 920 MHz 帯の特定小電力無線なども IoT の通信手段として用いられ通信の質は多少犠牲にしてでもシステム全体のコストを下げることが考えられます。また IoT システムの場合、以前にも述べましたが電池で稼働するノードも多く電池の消費を低減するため常に通信可能な状態にあるとは限りません。また電池の残量によっては通信途中でも、電池を使いはたしてしまい通信が途絶することもあり得るでしょう。
コラム内イメージ画像
このような不安定なネットワーク下では、以下の要件が重要となってきます。
ひとつは、通信が復旧したときの再開手段。もうひとつは、ノードの障害をなんらかの手段で他のノードに知らせる手立てが必要です。

・通信が復旧した時の再開手段
通信回線が途絶えたとき、そのデータが喪失するのは仕方がないにしても、回線が復旧した時にそれを再送するしくみと通信を再開する手段がプロトコル仕様に定義されていることが重要です。通信障害を受けた場合でもこの仕様に基づき送信側と受信側では通信の再開が可能となります。

・ノードの障害を他のノードに知らせる手立て
メッセージを送信するノード自体がなんらかの障害で無力化したり、あるいはそのノードにつながる回線に障害が発生しそのメッセージを受信するノード間で通信が不能になった場合、そのことをメッセージを待っているノードに知らせる手立てが必要です。たとえば PUB/SUB モデルの通信形態をとるプロトコルの場合は、クライアント ノードはブローカー ノードに対してあらかじめ特定のメッセージを託しておき、一定間隔以上ブローカーとの間で通信が途絶えたら、ブローカーは預かっていたメッセージを受信側のクライアントに配信するしくみです。その特定のメッセージは「遺言」 (Last Will and Testament) と呼ばれます。受信側のノードは遺言を受け取ることによりメッセージを要求していたノードが障害を受けたことを知ることができ、なんらかの手立てをとることが可能となります。

このように IoT には障害そのものに強いというよりは、障害が起きた時のさまざまな手立てが用意 (定義) されているプロトコルが求められているのですね。


ほっとひと息
編集後記「お世話になりました。そして来年もよろしくお願いいたします!」
DevWire 編集部 加藤 大輔
2016 年も残すところあとわずか。皆様にとって 2016 年はどのような年になりましたか? 私は、DevWire 編集担当になってから、アッという間に半年が過ぎました。以前よりも月日の流れが早くなっていると思えてなりません。ただただ年齢を重ねているのが大きいと思うのですが・・・。さて年末年始の過ごし方といえば何を想像されますか? 故郷に里帰り、海外旅行、慌てて年賀状を書く、大掃除、初詣、初売りセールで爆買いなどありますが、私は寝正月になる予感です。

今年も DevWire にお付き合いいただきありがとうございました。来年も引き続き皆様に有益な情報を提供できるよう精進していきます。よいお年をお迎えください!

 

Windows Embedded DevWire に関するお問い合わせはこちら:
kkoedadmin@microsoft.com

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