Eclipse による Azure への Java Web Apps のデプロイ

執筆者: Brian Benz (Senior Program Manger, Cross Platform and Open Tools) このポストは、3 月 8 日に投稿された Deploy Java Web Apps to Azure using Eclipse の翻訳です。 本日マイクロソフトは、EclipseCon 2016 において Eclipse Foundation に参加したことを発表しました (英語)。これは、マイクロソフトが今後 Java コミュニティと有意義に協力していくための大きな一歩で、特に Eclipse をベースにツールを開発している方々にとって大きな意味を持ちます。 Eclipse Foundation の新しいメンバーとして成し遂げた最初の成果が、Azure Toolkit for Eclipse の更新です。この更新版には Azure Web Apps による Java アプリケーションのサポートのほか、コミュニティからのフィードバックに基づいていくつかの機能強化を追加しています。 Java Web Apps は完全に管理されているため、開発者はエンタープライズ クラスのアプリケーションの開発に集中できるほか、数秒ほどでデプロイやスケーリングを行うことができます。既定では Java Web…

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コミックマーケット(略称:コミケ)のシステムを支えるエンジニアたちの物語 ~後編~

取材対象が 1 人増えた まえがき コミックマーケットは年に 2 回開催される世界最大級のイベント。2012 年にマシン リソースを素早く増減できるクラウド、Microsoft Azureの採用を行いました (記事: [導入事例] コミケ Web カタログ)。 その後、C83 から C89 にかけて、計 6 回のイベント開催を経験。果たしてクラウド化は本当に効果があったのか、サービス開発・運用を担当する有限会社サークルドットエムエス 開発統括 堀口 政史 氏 (写真左)、技術統括 田邊 浩靖 氏 (写真中央)、取締役社長 佐藤 一毅 氏 (写真右) に、さらにエバンジェリスト戸倉も参加。 後半のインタビューをお届けします。 前編に続き、今回も聞き手はマイクロソフトの増渕です。 インタビュー 戸倉: さあ、みなさん。気を取り直してインタビューを再開しましょう! ではシステムについて聞いちゃいますよ♪ 増渕: 戸倉さん、楽しそうですねぇ・・・・・・。もう、聞き手戸倉彩で僕いらないような気がしてますが。 佐藤: まぁまぁ、みんなで楽しくやりましょう (笑) 堀口: じゃ、再開しますね (笑)。コミケのシステムは、『サークルポータル』、『コミケWebカタログ』、『出展申し込みシステム』、『コミケコスプレコミュニティ』の4つあるわけですが、基本的にはほぼすべて Azure 化を完了しました。 田邊: システム設計の概要をお話しすると、C83 の時に作った『コミケWebカタログ』だけがクラウド サービスで、あとは…


エヴァンゲリオンで有名な会社のシステムを支えるエンジニアたちの物語

■Microsoft Azure 事例: Khara – Japanese anime production studio utilizes open source on Microsoft cloud to securely host its webpage (英語) 株式会社カラーの Microsoft Azure 事例がマイクロソフト本社サイトにて公開となりました。アニメ業界における Microsoft Azure 利用の公式事例化としてはおそらく世界で 3番目です。( Pixer と Mudoloco に続く)。 ただせっかくの素敵な記事も英語だと内容が伝わりにくいところがあります。そこで MSDN オンラインチームブログ では、この事例の裏話や運用秘話を対談形式でご紹介します。ご登場いただくのは、株式会社カラーのシステム エンジニアの鏡 洋祐さん (写真左)、高野 宏行さん (写真中央) 、株式会社コサットの代表取締役社長・佐藤 一毅 (写真右) です。コサットはコミックマーケット (通称、コミケ) のシステム運用会社であり、今回 も構築運用支援で参画していただきました。 聞き手は、エバンジェリスト 増渕 大輔です。対談ご覧くださいませ。 日本マイクロソフト・増渕 大輔 (以下、増渕):…


コミックマーケット(略称:コミケ)のシステムを支えるエンジニアたちの物語 ~前編~

まえがき コミックマーケットは年に 2 回開催される世界最大級のイベント。2012 年にマシン リソースを素早く増減できるクラウド、Microsoft Azureの採用を行いました (記事: [導入事例]コミケ Web カタログ)。 その後、C83 から C89 にかけて、計 6 回のイベント開催を経験。果たしてクラウド化は本当に効果があったのか、サービス開発・運用を担当する有限会社サークルドットエムエス 開発統括 堀口 政史 氏 (写真左)、技術統括 田邊 浩靖 氏 (写真中央)、取締役社長 佐藤 一毅 氏 (写真右) にお話をお伺いします。 今回も聞き手はマイクロソフトの増渕です。 インタビュー コミケWebカタログを作る経緯 増渕: さて、C83 でデビューした、コミケWebカタログも、だいぶ進化しましたねー。Azure 上にサービスをリリースされてから 3 年、6 回のイベントを経験しました。皆さんがここまでサービスを続けられた経験や今後の展開などをお伺いしたいと思います。まず、この記事を読む読者さんはコミケについての説明はいらないと思いますが、サークルドットエムエスをご存じない方がいるかもしれません。簡単に自己紹介をお願いします。 佐藤: よろしくおねがいします。サークルドットエムエスの代表を務めております佐藤です。まず、サークルドットエムエスは、コミックマーケット準備会 (以下、準備会) をサポートする IT 組織で、対象業務は、同人誌即売会のサークルの申し込み、同人誌即売会の出展しているサークルの一覧を並べてカタログをつくること、それと、コスプレイヤーさんの皆さんの情報を集めて当日の運営がはかどるような情報を提供するシステム開発、運営しています。 増渕: サークルさん情報の管理ですね。開発しているシステムは店舗管理システムのような類のものですか? 佐藤: いえ、どちらかというと、チケッティングのシステムに近いです。チケッティングといっても、抽選当落は、準備会の役割なので、僕らはエントリーの受付や割り付けられた場所の表示だけです。抽選はこの会社ではやっていないので。あと、一般的には直接表に出ていませんが、日本中のコミケイベントで使うカタログの制作サポートなどもしています。 増渕: 制作というのは、つまり、組版、インデザインみたいなものを使っている業務ですか? 田邊: 自動処理化しているので、インデザインみたいな作業ものではないです。PDFがバッチ出力イメージで、ライブラリはマイクロソフトさんの…


App Service Mobile Apps の一般提供開始を発表

このポストは、12 月 2 日に投稿された Announcing general availability of App Service Mobile Apps の翻訳です。 先日、App Service Mobile Apps の多数の更新がロールアウトされ、モバイル バックエンドを構築および実行するプラットフォームとしての機能が強化されました。そして今回、App Service Mobile Apps の一般提供開始が発表されました。既存の Mobile Services から App Service への移行をワンクリックでダウンタイムを発生させずに行うことも可能になります。 Mobile Apps は既に多数のお客様にご利用いただいています (こちらのページでロンドン交通局やアラスカ航空などの事例を紹介しています)。今回の発表により、App Service Mobile Apps の機能セットを運用環境のモバイル アプリで使用できるようになり、SLA によって 99.95% の可用性が保証されます。Mobile Apps では以下の機能を使用できます。 SQL Azure、オンプレミスの SQL、Mongo、Azure Table Storage、Dynamics や Salesforce などの SaaS API を含むクラウドまたはオンプレミスのデータにアプリを簡単に接続できます。 アプリでデータをオフラインで処理し、上記のデータ…


Azure App Service におすすめ機能を導入

このポストは、11 月 24 日に投稿された The new Recommendations feature for Azure App Service の翻訳です。 Azure App Service に新たに導入されたおすすめ機能により、App Service プラットフォームがより緊密で直接的に App Service ユーザーとつながるようになりました。この機能は、ユーザーのアプリの使用パターンに従ってプラットフォーム レベルの詳細情報を提示します。アプリのエクスペリエンスに影響を与える可能性のあるランタイム アクティビティの検出から、該当アプリに特化した新しいプラットフォーム機能の検出に至るまで、幅広い範囲に対応しています。この機能の目的は、App Service プラットフォームで実行されている各アプリに搭載されながら、まだ使用されていない機能をユーザーに提示することです。 Azure ポータルのアプリケーション リソースの内容に応じて、推奨事項がアプリのステータス バーに通知され、専用の [Recommendations] ブレードにアクセスして詳細を表示することができます。この [Recommendations] ブレードには、アプリのアクティビティに応じてコンテキスト情報が示され、さらにクォータの超過が繰り返し検出されているときに、別の App Service プランなどの推奨内容が表示されます。ほとんどの場合、[Recommendations] ブレードから推奨される事項に直接アクセスして開始することができます。   同時に複数の推奨事項が存在する場合もあります。アプリの推奨をすべて表示する場合は、[Tools] ブレードに移動して [Recommendations] オプションを選択します。   新しい推奨事項がある場合はトースト通知が表示され、ここから Azure ポータルにアクセスできます。また、トースト通知をクリックすると専用の [Recommendation] ブレードが表示されます。   おすすめ機能は、関連性を保つために定期的に再評価されます。皆様からのフィードバックをぜひ Azure App Service Web…


Azure App Service の 2015 年 11 月の更新

このポストは、11 月 18 日に投稿された Azure App Service Updates – November 2015 の翻訳です。 このたびニューヨークで開催されたイベント Connect(); において、今後リリースされる Azure App Service の機能強化についてまとめた新しい動画が公開されました。3 月に Azure App Service が発表されて以来、マイクロソフトは皆様からのフィードバックに基づき、今から将来にかけてのお客様のニーズに対応するために機能強化に取り組んできました。 はじめにロールアウトした Mobile Apps、API Apps、Logic Apps は Azure ユーザーの皆様にあたたかく受け入れていただきました。今回は、これらの今後の展望について最新情報をお届けしたいと思います。今後数週間から数か月にかけてリリースされる変更点と新機能についてご紹介します。   Mobile Apps の更新 お客様からのフィードバックを反映して、Mobile Apps に以下の変更が加えられます。 Web アプリ、モバイル/API バックエンドの認証と承認 今回の更新によって、モバイル バックエンド、API、Web ページを共通のターンキー認証/承認機能によって保護できるようになります。Azure Active Directory、Facebook、Google、Twitter、Microsoft アカウント、その他のカスタム ID プロバイダーなどに対応した、当初 Mobile Services でサポートされていたすべてのサーバーとクライアント間のフローがサポートされます。また、アプリケーションで必要となるスコープや要求を宣言する機能も追加されます。   Easy…


Application Insights で Web アプリの詳細な診断を行う

このポストは、11 月 18 日に投稿された Deep Diagnostics for Web Apps with Application Insights の翻訳です。 このたびニューヨークで開催された Connect() 2015 (英語) において、以下のアプリケーション分析/診断サービスに関するいくつかの発表がありました。 Web アプリ/サービス: Visual Studio Application Insights モバイル アプリ: HockeyApp (英語) マイクロソフトは現在、上記の各製品を強化し、Visual Studio や Visual Studio Team Services を含む ALM ツールやサービスとの統合を拡張するべく取り組みを進めています。 HockeyApp は、iOS、OS X、Android、Windows デバイス向けアプリや、Xamarin、Cordova、Unity を使用したクロス プラットフォーム アプリを開発するためのモバイル DevOps ソリューションです。HockeyApp を使用すると、ベータ テスト用のビルドを配信し、クラッシュ データを収集して、ユーザーからのフィードバックを得ることができます。Visual Studio Team Services と統合されているため、ビルドのデプロイメントや作業項目の統合も簡単です。詳細については、HockeyApp のサポート…


Azure SDK 2.8 for .NET を発表

このポストは、11 月 18 日に投稿された Announcing the Azure SDK 2.8 for .NET の翻訳です。 このたび、マイクロソフトは Visual Studio 2013 および Visual Studio 2015 向けの Azure SDK 2.8 を発表しました。今回の記事では、更新内容の概要と、新しくなったツールによって Azure での開発エクスペリエンスがどのように改善されるかについて説明します。 Azure SDK 2.8 for .NET [ダウンロード: VS 2015 用 | VS 2013 用] Azure Resource Manager: 新しいリソース プロバイダーとテンプレート言語関数に対する IntelliSense のサポートが強化され、Visual Studio でのデプロイメント テンプレートの作成が簡単になりました。Visual Studio のテンプレートで使用される新しい関数では、プラットフォーム機能を活用してリソース名を簡単に指定できるため、デプロイメント時のエラーが減少します。 Azure Diagnostics のデータを…


ケース スタディ: Web サイトに Application Insights を追加する

このポストは、10 月 5 日に投稿された Case Study: Adding Application Insights to a website の翻訳です。   マイクロソフトはこのたび、GetGlimpse.com (英語) Web サイトへの Application Insights の追加作業をサポートしました。このオープン ソース プロジェクトの作業過程の一部を皆さんと共有したいと思います。今回は、Application Insights を導入する一般的な手順の概要と、ドキュメント化されていないいくつかの手法をご紹介します。 Glimpse の開発者にとっては、信頼性が高く高速で、ユーザーのニーズを満たす Web サイトの状態を常に維持することが重要です。そのため、Application Insights を追加してサイトのパフォーマンスや利用状況を監視し、次回リリース準備の意思決定に役立てようと考えています。 GetGlimpse.com (英語) は ASP.NET MVC アプリケーションです。サイトのソース コードは GitHub に格納されており、Azure Web アプリとしてデプロイされます。   プロセス まず Application Insights へ Web アプリを追加する標準的な手順からご説明しましょう。Glimpse のサイトの場合、その後にいくつか追加手順が必要になります。 Azure Web アプリの設定からのインストルメンテーション キーの読み込み…