Mashup Awards 11でWindows 10を使用した作品が最優秀賞に

Mashup Awards は日本最大級のアプリ開発コンテストです。例年、時代の先端をいく開発者達が多く集まり、Webやインターネットの未来を提案する場となっています。今回日本マイクロソフトはMashup Awardsに13のAPIを提供し、全国各地で行われたハッカソンイベントで技術支援を行ってきました。11/18に渋谷ヒカリエでFinal Stageが開催され、431件の応募作品の頂点に立ったのは、Windows 10を使用し本物の弓を使ったスタンドアローンARゲームの「参式電子弓」でした。最優秀賞の作品とMicrosoft API賞を受賞した作品をご紹介します。

 

【Mashup Awards 11 - 最優秀賞】

参式電子弓

参式電子弓は本物の弓を使ったスタンドアローンARゲームシステムです。アルミ合金で削り出した弓に、デバイスとプロジェクターが一体となっており、弓を構えるとその前方にゲームの映像が映し出され仮想世界に対して矢を放つことができます。技術的には、弓のグリップ内部に、WindowsのPC、バッテリー、モバイルレーザープロジェクタ、10軸センサ、歪みゲージと差動増幅回路、arduino、リフレックスサイト、ソレノイド等が組み込んであります。完全にスタンドアロンで360度全方向を認識し、リアルタイムにその方向の映像を投影します。また、弦の引き量も計測し、その量に応じた威力の矢を仮想世界に撃つことができます。Windows 10 のPCスティックの新しい可能性を感じる作品でした。

 

【マイクロソフト賞】
折り返し翻訳辞書 〜日本語から日本語へ〜

Microsoft Translatorを使った日本語を英語、オランダ語、イタリア語の順番に翻訳し、最後は日本語に再翻訳するという頓智のきいたWEBサービスで、普通の日本語が文章が味付けされた日本語の文章に仕上がります。例えば「マイクロソフトさんの協力で成り立っています」をこのツールで翻訳すると「マイクロソフトのヘルプを搭載しました。」となります。ぜひお試しください。

以上がMashup Awards 11のご紹介でした。次回あなたも面白い作品を世の中に送り出しませんか。