プロダクト フィードバック センターの近況

今年の3月4日に、主に Visual Studio と .NET Framework を対象とした、製品フィードバックのためのオンラインサービスを立ち上げて、早いもので5カ月が経とうとしています。

このサービスは元々英語で運営されていたもので、Visual Studio の利用者である開発エンジニアの皆さんと、米国本社の Visual Studio 製品開発担当者が直接コミュニケーションできるのが特徴です。

日本ではそこにメッセージの翻訳担当者を置くことで、日本語でいただいたフィードバックを英語に翻訳し、米国本社の開発担当者からの英語の回答を日本語に翻訳しています。これにより、今まで英語が必須であったサービスを日本語でも利用可能にしています。

参考までに実際に行われたやり取りを、例としていくつかご紹介します。

直接の製品開発担当者が回答する点は大きなメリットであると思われる一方、回答率という点ではまだまだ改善の余地があります。ベースとなる英語サービスを担当しているチームでもその点は認識しており、今後改善のための取り組みをしていくと聞いております。

またここはサポートを提供する場ではなく、製品のバグや仕様に関する報告・議論をする場ですので、フィードバックを送っていただく側にも、それなりに知識と経験が必要であると思われます。それでもこの 5 カ月の間に 150 件を超えるフィードバックをお送りいただきました。そしてそのほとんどは、このサービスの目的を適切に理解して利用していただいていると思います。今までにフィードバックをお送りいただいた皆さんには、この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。これらの活動を通して、米国本社の開発チーム内でも、日本の開発エンジニアの存在がより具体的に意識され始めていることは、たいへんよい傾向だと思っています。

まだ回答を得られていない皆さんもいらっしゃると思いますが、サイトで確認いただけるようにそれらはすべて英訳されており、かつ米国本社の Visual Studio 開発チームが日々利用するバグ データベースに登録されています。是非継続してフィードバックを送っていただければと思います。

参考情報: