Visual Basic 2010 の新機能

今回は、Visual Basic 2010の新機能の中から、以下のものについてご紹介します。 l   コレクション初期化子 (Collection Initializers) l   共変性 (Covariance) / 反変性 (Contravariance) 詳細については、以下の資料をご参照ください。 l   CTPウォークスルードキュメント https://connect.microsoft.com/VisualStudioJapan/content/content.aspx?ContentID=10212 l   New Features in Visual Basic 10 Document (英語) http://code.msdn.microsoft.com/vbfuture/Release/ProjectReleases.aspx?ReleaseId=1699   コレクション初期化子 コレクション初期化子を利用すると、コレクションのコンストラクターを呼び出す際に、以下のように略された構文でAddを何回でも呼び出せます。   Dim list As New ArrayList() From {1, 2, 3}   ご存知のように、メソッドの種類には普通のメソッドと拡張メソッドの2つがあります(拡張メソッドはVB2008で新たに導入されました)。ArrayListのAddメソッドは普通のメソッドですが、以下の例のように、Addが拡張メソッドであっても、コレクション初期化子を利用することができます。 以下の例は、新しく片方向リスト(Single Linked List)を作成して、1から4までの数字を入れるものです。   Imports System.Runtime.CompilerServices   Class SingleLinkedList (Of T)     Implements…

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Silverlight 3 Beta 1がリリースされました

Silverlight 3 の最大の特徴は、より強化されたMedia再生のサポート(H.264のビデオの再生が可能です)、および、3Dグラフィックのサポートです。   今回のリリースでは、以下の3種類のものを提供します。 開発者用 Silverlight 3 ランタイム Beta 1 Windows – http://download.microsoft.com/download/0/D/7/0D76C405-E0E5-43CC-89D3-18243A4FCA86/Silverlight.3.0_Developer.exe   Mac – http://download.microsoft.com/download/D/7/8/D7874F60-6B12-4859-BE73-393D4ECDFD99/Silverlight.3.0_Developer.dmg Silverlight 3 ソフトウェア開発キット(SDK)Beta 1 http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=d09b6ecf-9a45-4d99-b752-2a330a937bc4 Visual Studio 2008 SP1用 Silverlight 3 Tools Beta 1 http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=11dc7151-dbd6-4e39-878f-5081863cbb5d   ご自分で Silverlight 3 のアプリケーションを開発されるお客さまで、VS2008 をお使いになる場合には、Visual Studio 2008 SP1用 Silverlight 3 Tools をインストールしていただくと、必要なものがすべてインストールされます。VS2008 用に加えて、開発者用 Silverlight 3 ランタイムや Silverlight 3 ソフトウェア開発キットも同時にインストールされるようになっています。この Silverlight 3…

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Visual Studio 2010 CTPのVisual C++ とMSBuild

Visual Studio 2010 CTPではVisual C++のビルドシステムが変更され、いよいよMSBuildベースのシステムが導入されました。これまでのVCBuildはMSBuildに置き換えられるわけですが、VCBuildベースの既存プロジェクトもMSBuild形式に変換することによってVisual Studio 2010に移行することができます。MSBuild形式のプロジェクトファイルは拡張子がこれまでの”.vcproj”から”.vcxproj”に変更されています。   MSBuildの利点はマイクロソフトが多言語をターゲットに標準化を推進している技術ですので、.NET Frameworkを利用するVisual C#やVisual Basicとの統合が簡単に行えるところにあります。これらのマネージ言語は以前からMSBuild形式を採用していましたが、今回やっとVisual C++も仲間入りすることとなりました。   Visual Studio 2010 CTPで、MSBuildベースの新しいプロジェクトシステムをお試しいただく方法は、これまでに何度かご紹介したウォークスルーに掲載されていますので、ご覧ください。ただ、Visual Studio 2010 CTPは既定では古いプロジェクトシステムを使用するようになっていますので、例えば新規のMFCアプリケーションプロジェクトを作成しても目新しいところはありません。次の手順で新システムを有効にすることができます。   1. Visual Studioを終了する 2. Visual Studio 2010 Command Promptを開く 3. 次のコマンドを実行する: cd “C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 10.0\Common7\IDE” 4. 次のコマンドを実行する: NewVcProjectSystem.cmd   Visual C++の他の新機能をお試しになる場合には、まだ新しいプロジェクトシステムは不安定かも知れませんので、その際には以下の手順で規定の設定に戻すことができます。   1. 上記の1から3までを実行する 2. 次のコマンドを実行する: OldVcProjectSystem.cmd   さて、新システムを有効にした状態で新規のMFCアプリケーションプロジェクトを作成してみましょう。 プロジェクトのフォルダ内に作成されたファイルを見ると、(プロジェクト名).vcxprojが作成されていると思います。 vcxprojファイルはvcprojファイルと同様にXMLファイルですのでメモ帳などで中身をのぞくことができます。1行目はこのようになっています。…

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