.NET Framework 3.5 Client Profile


前回の記事にもありましたように、 811日に Visual Studio 2008 Service Pack1 .NET Framework 3.5 Service Pack1 がリリースされました。


今回は、このリリースに含まれている .NET Framework 3.5 Client Profile に関してお話したいと思います。


 


.NET Framework 3.5 Client Profile (以下 Client Profile) は、クライアントアプリケーションを配布する際の、.NET Framework のインストールがもっと速くならないかという、多くのお客様からの要望に応えるために作成されました。 今までは、再配布用のモジュールサイズが197MBだったのに対し、Client Profile では26.5MBまで縮小されています。


Client Profile に新しい機能はなく、.NET Framework 3.5 SP1 から、以下にリストしたクライアントアプリケーション用のアセンブリとファイルを取り出して、コンパクトにしたものが、Client Profile になります。


l  Common Language Runtime (CLR)


l  ClickOnce


l  Windows フォーム


l  Windows Presentation Foundation


l  Windows Communication Foundation


 


サーバーシナリオで使用される ASP.NET や、それらのライブラリまたはコンポーネントは含まないので、.NET Framework がインストールされていないマシンへ、より早く、簡単に .NET Framework Client Profile を対象とする WPF, Windows フォーム、WCF、コンソールアプリケーションがインストールできるようになりました。


 


なお、作成したアプリケーションを配置する際のサポート OS は、Windows XP, Vista, Windows Server 2003/2008 となっていますが、基本的にClient Profileは、Windows XPSP2 以上の環境のみにインストールされます。Vista Windows Server 2008 は既に .NET Framework の一部がインストールされていますし、このパッケージはクライアント用なのでサーバー OS である Windows Server 2003 にはインストールされません。


よって、以下の表のように、Windows XP .NET Framework が全くインストールされていない環境以外は、.NET Framework 3.5 SP1 がフルインストールされます。


また、CPU は x86のみのサポートになっていますので、amd64, ia64 へインストールする際は、それぞれの CPU を対象にした .NET Framework 3.5 SP1 をフルインストールする必要があります。


 







































OS


.NET Framework なし


.NET Framework 1.1


.NET Framework 2.0/SP1


.NET Framework 3.0/SP1


.NET Framework 3.5/SP1


Windows XP SP2


Client Profile


3.5 SP1


3.5 SP1


3.5 SP1


3.5 SP1


Windows Vista


該当せず


該当せず


3.5 SP1


3.5 SP1


3.5 SP1


Windows Server 2003


3.5 SP1


3.5 SP1


3.5 SP1


3.5 SP1


3.5 SP1


Windows Server 2008


該当せず


該当せず


3.5 SP1


3.5 SP1


3.5 SP1


 


Client Profile = .NET Framework 3.5 Client Profile がインストールされます。


3.5 SP1 = .NET Framework 3.5 SP1 がフルインストールされます。


 

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