Visual Studio 2008 Database EditionのSQL Server 2008対応について

Visual Studio Team System 2008 Database Edition (以下 VSDB)でのSQL Server 2008対応について簡単にご紹介したいと思います。

SQL Server 2008のデータベースへの接続は、現在の(RTM版の)Visual Studio 2008ではサポートされていません。 鋭意開発中のVisual Studio 2008 Service Pack 1 (以下 SP1。 Beta版はこちらでご入手いただけます) で対応することになっています。

SP1をインストールすることで、Visual Database Toolsを介してSQL 2008データベースへの接続、データベースデザイン等が可能になります。 SQL Server 2008で追加される新しいデータ型やシンタックス等はこの時点でサポートされます。

ただし、VSDB固有の機能はSP1でもサポートされません。 たとえばSQL 2008データベースを対象に以下のような操作を行おうとすると、サポートしないSQL Serverである旨のメッセージが出て作業を行うことができません。

l  データベースプロジェクトの作成

l  データベーススキーマのインポート

l  スキーマの比較

l  データの比較

VSDB固有の機能については、別途アップデートをご提供させていただき、それをもってサポートされることになります。 先月USで開催されたTech·Ed 2008でVisual Studio Team System 2008 Database Edition GDRということでアナウンスがあり、現在英語版がCTP版として提供されています。 いくつかの情報へのリンクをご紹介しておきます。

Microsoft® Visual Studio Team System 2008 Database Edition GDR June CTP (MSダウンロードセンター)

VSTS 2008 Database Edition GDR June CTP (DATA DUDE - US本社製品グループマネージャーのブログ)

New GDR Announced for Visual Studio Team System 2008 Database Edition (Channel9での紹介ビデオ)

なお、現在のCTP版は英語版Visual Studioにのみインストール可能となっています。 日本語版Visual Studioへのインストールは日本語版リリースをお待ちください。