Windows Phone (Mango)のデータアクセス

いろいろ雑務に追われてMIX11からだいぶ経過してしまいましたが、Mangoのデータアクセスについて発表があった内容を簡単にまとめおきます。

もとはMIXのセッション(New Data Access Features Coming to Windows Phone)なので、細かいところはVideoをご覧ください。

現在発売されているWindows Phone 7ではLINQでアクセスできるデータソースが限られています。

下記のようにObjectsとXMLなので寂しい限りです。。。

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Keynoteでも発表がありましたがMangoではSQL CEがサポートされます。

SQL CEにはLINQ to SQLをつかったデータアクセスが可能です。

またUser Data、それからODataなどのサービスへのアクセスが可能になる予定です。

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ローカル&サーバーのデータにアクセスするための新しいAPIも追加されます。

以前からニーズがありましたが、下記のようにCooserTaskにAddressが追加されました。

CooserTaskをご存知ない方は下記を参考にしてください。

・Microsoft.Phone.Tasks Namespace

 

     https://msdn.microsoft.com/en-us/library/microsoft.phone.tasks%28v=VS.92%29.aspx 

・10 行でズバリ!! [C#] Chooser を使ってOS の機能を利用する

     https://code.msdn.microsoft.com/10-C-ChooserOS-1ae3c20c/ 

 

それからContacts、Appointments APIを使うことで、アドレス帳やスケジュールなどのデータにもReadOnlyでアクセスできるようです。

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具体的には以下のようなサービスのデータ。Twitterとかはダメみたいですね。

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Contactsの実装はこんな感じ。

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Appointmentsはこんな感じ。

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はやく日本で発売してほしいよ~~。とマイクロソフト社員も思っていますw