OData Roadshow 改め Web API Roadshow まとめ 2 (続き)

この記事は前回の記事の続きです。前回はODataに関する特徴を一部ご紹介しましたね。また、後半ではデータの活用ということで、クライアントサイドでJQueryを利用したデータアクセスやOData Visualizerをご紹介しました。今日はもう一つ、簡単に利用できるツールをご紹介しましょう。OData ExplorerというSilverlight 4アプリケーションです。(尚、このアプリケーションはサンプルコードも提供されているので、開発時にお役立てください)

URLにアクセスすると次のような画面が表示されます。

OEx

 

Workspace NameとData Service Uriに値を入力します。ここでは前回から利用しているNetFlixさんのアドレス(https://odata.netflix.com/Catalog)を指定しています。

すると次のようにエクスプローラーライクな画面が表示され、データを閲覧、操作することが可能です。ちなみに、このアプリケーションはOut of Browser にも対応しています。

簡単に利用できるので、是非試してみてください。

OEx2 

 

話はかわりますが、USAでは今週からTechEdが開催されています。そしてこのTechEdのセッションもOData対応されています。(MIX10も対応されてました)次のアドレスにアクセスしてみてください。セッション情報がXMLで参照できるはずです。

https://odata.msteched.com/sessions.svc/Sessions

概要に OData が含まれているセッションは、次のようにすることでフィルタリング可能です。

https://odata.msteched.com/sessions.svc/Sessions?$filter=indexof(Abstract, 'OData') ne –1

ついでにカウントもとってみましょう。

https://odata.msteched.com/sessions.svc/Sessions/$count?$filter=indexof(Abstract, 'OData') ne -1

9件ですね。フムフム、TechEdでも結構時間を割いてODataの解説をするようですね。楽しみです。 

 

また、マイクロソフトでは最終的にみなさんが提供しようとしているデータをグローバルへ向けて売り出すためのプラットフォームをご用意しています。データのMarket Placeと言った方が分かりやすいでしょうか。詳細は下記URLをクリック。

https://www.microsoft.com/japan/windowsazure/dallas/

dallas

 

尚、現在登録されているデータカタログを参照するにはこちらをクリック。まだ英語ばかりですけどね。NASAや政府の情報を参照できるようになっています。

ODataについては、今後どれだけ多くの製品、サービスで対応が進められていくのかががキーでしょう。もちろんマイクロソフトは全力投球で対応を進めていますが、みなさんの製品やサービスでもどしどし対応して頂きたいと思います。