ASP.NET 運用デバッグ入門 1) デバッガのインストール


こんにちは、d99 です。

※ 2010/3 追記: 2012/7 更新: Debugging Tools for Windows は 6.12 から入手方法および同梱のツール内容が変わっています。以下の内容は、下記ダウンロードページにて [以前のバージョンの Debugging Tools for Windows] から、バージョン 6.11 をダウンロードして行ってください。

32 ビット版 Debugging Tools for Windows
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/windows/hardware/gg463016

新年度 4月も始まる事ですし、これから何回かに渡り「ASP.NET Debugging 入門」と題して、ASP.NET アプリケーション運用デバッグのために、基本的なデバッガ等の使い方に関する内容を連載させて頂きます。何度か挫折を繰り返してしまっているこの blog ですが、何とか頑張ってみたいと思います。

この連載を通して、例えば「運用環境でサーバから応答がない!」とか「サーバで例外が出てるみたいなんだけど発生要因が分からない。。。」とか、そんな時の手段の一つに運用デバッグを加えて頂ければ幸いです。なお、途中までは単に「デバッガの使い方」になると思うので、通常のデスクトップアプリケーションやサービスなど、ユーザーモードアプリケーション全般に使える部分もあると考えています。

1. デバッガのインストール

今回は、デバッガのインストールについて解説します。もちろんデバッガとして、Visual Studio や Visual Web Developer でも良いのですが、運用環境にそれらをインストールするのはあまりに大仰ですし、いざ現象が起きてからインストールする、というのも無理がありますよね?

もっと軽量で、フォルダのコピーでもインストール出来て、より運用環境等での使用に適したデバッガとして、弊社では「Debugging Tools for Windows」というデバッガツール群をリリースしています。今連載ではこの中に含まれる windbg というデバッガを主に使っていきます。ではインストールをステップバイステップで見てみましょう。

1) ダウンロード

Debugging Tools for Windows は以下からダウンロードできます。

Debugging Tools for Windows 32 ビット バージョンのインストール
http://www.microsoft.com/japan/whdc/devtools/debugging/installx86.mspx


(図 ダウンロードサイト)

[Debugging Tools for Windows のダウンロード] の [最新リリース] をダウンロードしましょう。なお、デバッガは少なくとも1年に1回程度はバージョンアップしていますので、もし 6.4 以前のバージョンをお使いの場合にはこの機会に新しいバージョンをご検討ください。また、64 ビット版は 右にある [Debugging Tools 64 ビット バージョン] のリンクをご利用ください。

実は、右側 [概要] のリンクからこのツールの概要を見ていただくと、「Windows 用デバッグ ツール (Debugging Tools for Windows) は (中略) ドライバ、アプリケーション、サービス、およびオペレーティング システム自体をデバッグするのに使用できます」 と書いてあります。そう、このツールはデバイスドライバのデバッグにも使用できます。ブルースクリーンで生成されるカーネルダンプの解析や、シリアルポートなどを経由して OS 自体のデバッグ(カーネルデバッグ)にも使用可能です。

2) セットアップ

ダウンロードした MSI ファイルを実行してインストールを行います。なお、この場合、インストール後に再起動が必要となる場合があります。再起動を避けたい場合には別のマシンにインストールした後、インストールされたフォルダごと該当のサーバへコピーする、という方法でも構いません。

以下に、各ステップの画面を掲載しました。基本的には [Next] を選択していくだけです。インストールパスは、デフォルトの Program Files  の下にインストールしています。ちなみに、このツール群はコマンドプロンプトから使う事も多いので、弊社内では CUI 操作のしやすい <システムドライブ>:\debuggers にインストールするエンジニアが多いようですが、私は既定のパスで使っています 🙂

なお、64 ビット(x64)環境にインストールする場合は、64 ビット版 Debugging Tools for Windows は "<システムドライブ>:\Program Files\Debugging Tools for Windows (x64)" に、32 ビット版は "<システムドライブ>:\Program Files (x86)\Debugging Tools for Windows (x86)" が既定のインストールパスになります。こうなるとさすがにちょっと長いですね。。。


(図 MSI ファイル実行後の画面)


(図 ライセンス画面)


(図 名前および組織名入力画面)


(図 セットアップタイプの選択画面)


(図 インストールパスの入力画面)


(図 セットアップ開始画面)


(図 セットアップ終了画面)

3) 確認

セットアップ出来た事を確認するために、windbg を起動してみましょう。スタートメニューの [プログラム] - [Debugging Tools for Windwos] - [windbg] または、インストールしたフォルダ内の windbg.exe を起動します。


(図 windbg 起動画面)

無事上記のウィンドウが表示されればセットアップ成功です。閉じると下記ダイアログが表示されますが、[No] で構いません


(図 ワークスペース保存確認ダイアログ)

次回はこの windbg を使ってちょっと遊んでみたいと思います。お楽しみに。
d99 でした。

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