Dynamics CRM 2014 年春/SP1 SDK の新機能 Configuration Migration ツール前編

みなさん、こんにちは。 今回は Microsoft Dynamics CRM Online 2014 年春バージョン及び設置型用 サービスパック 1 で提供される SDK の新しいツールより Configuration Migration Tool を紹介します。今回は概要を紹介し、次回で実際の動作を 確認していきます。今回は文字ばかりで次回は画面ショットばかりですが いずれも重要な情報ですので、是非ご覧ください。 概要 Microsoft Dynamics CRM 用のカスタムのソリューション開発を行う場合、 ソリューション機能を利用することでカスタマイズ情報やシステム設定の 情報、カスタムレポートやワークフロー、プラグインなどは容易に他環境 に移行できますが、独自の設定をカスタムエンティティのレコードとして 持たせている場合、レコードは別途エクスポート/インポート機能などを 利用して移行する必要があります。ただし複雑な関連がある場合は、容易 なタスクではありませんでした。 Configuration Migration Tool は上記のタスクを容易に行えるツールとして 提供されます。つまり異なる Microsoft Dynamics CRM 組織間でレコードを 容易に移行することが可能です。 機能 Configuration Migration ツールには以下の機能があります。 ・ エクスポートしたいエンティティとフィールドを指定できます。 ・ 複数のフィールドを利用してレコードの一意性を指定できます。これに より重複レコードの作成を避けれます。特に指定がない場合は、プライマリ フィールドの値を持って重複の確認をおこないます。 ・ プラグインの無効/自動を制御できます。 ・ インポート前に移行先組織に必要なカスタマイズが適用されていることを 自動で確認します。…


Dynamics CRM 2011/2013 で利用できる便利なツール

みなさん、こんにちは。 今日は北米プレミアフィールドエンジニアチームブログより、Microsoft Dynamics CRM 2011/2013 で利用できる便利ツールを紹介します。 情報元: Dynamics CRM 2011 and 2013 useful Tools and Features ==================================================== 以下に私たちがお客様の環境で利用する便利なツールを紹介します。 Plugin Registration Tool (SDK) ダウンロード Developer Toolkit (SDK) ダウンロード Xrm Toolbox ダウンロード CRM 2013 Quick View Menu ダウンロード CRM 2013 Dupe Detection ダウンロード OData Query Designer ダウンロード (Dynamics Xrm Tools の一部として提供) Trace Reader for Microsoft Dynamics CRM…


PFE Core Library for Dynamics CRM が CodePlex と NuGet で公開されました!

みなさん、こんにちは。 先週、北米プレミアフィールドエンジニアチームが、Microsoft Dynamics CRM 2011 および 2013 向けのライブラリを公開したので、以下に紹介します。 情報元: PFE Core Library for Dynamics CRM on CodePlex and NuGet ===================================================== 先週、これまで提供してきたアドバイザリーサービスの成果の一部として、 Microsoft Dynamics CRM 用 C# ライブラリを公開しました。 アドバイザリーサービスでは常に似たような質問があり、こちらからも推奨 内容を伝える他、サンプルコードの依頼に関しても、同じような内容が非常 に多くあります。そこで、より迅速にこれらの要望に応えるためこれまでに 提供してきた知識や内容を集約しはじめ、最適化し、ようやくライブラリの 公開に漕ぎつけました。このように知識を共有することで、より多くの方が 既にお持ちの知識や経験を、最大限に活用できると考えています。 ライブラリ概要 PFE Dynamics Core library for Dynamics CRM は C# のマネージドライブラリ であり、Dynamics CRM サービスを利用する .NET Framework プロジェクト で直接参照して利用します。ライブラリには以下 2 つの目的があります。 1. 容易な認証とサーバーとのコミュニケーションチャネルの確立…


Dynamics CRM 2013/Fall ’13 エンティティテーブルの仕様変更

みなさん、こんにちは。 今回は Microsoft Dynamics CRM 2013 および、Microsoft Dynamics CRM Online Fall ’13 で変更されたエンティティテーブルの仕様に ついて紹介します。 概要 Microsoft Dynamics CRM 2011 以前のバージョンは、エンティティ に対して基底のテーブルが Base と Extension の 2 つに分割されて いました。これは SQL Server 2000 での制限に由来するものですが Microsoft Dynamics CRM 2013 および、Microsoft Dynamics CRM Online Fall ’13 よりエンティティに対する基底のテーブルは、活動 エンティティのような特殊なものを除いて 1 つになります。 データ抽出時の JOIN が削減されるためパフォーマンスの向上に つながります。 アップグレード時の動作 Microsoft Dynamics CRM 2011…


Dynamics CRM 2013/Fall ’13 ナビゲーションのカスタマイズ

(2013/10/24 ナビゲーションの制限を追記)(2013/10/30 ナビゲーションの制限に簡易作成のボタンについて追記)(2014/2/17 保存するファイル形式の誤りを修正) みなさん、こんにちは。 今日は、Microsoft Dynamics CRM 2013 および、Microsoft Dynamics CRM Online Fall ’13 の新機能、ナビゲーションのカスタマイズを紹介します。 ナビゲーションについては以下の記事を参照してください。 Dynamics CRM 2013/Fall ’13 ナビゲーションの紹介 ナビゲーションのカスタマイズ ナビゲーションは大きく分けて二つの領域があります。 サイトマップ : メイン画面で表示さえる項目 フォームナビゲーション : レコードを開いた際に利用できる項目 [サイトマップ部] [フォームナビゲーション部] サイトマップ部のカスタマイズ ではまずサイトマップ部分から見ていきます。 サイトマップ部の構成要素 サイトマップ部は大/中/小項目から成り立っており、大項目は画面 左上のアイコンをクリックした際に表示されるカテゴリとして使用 中/小は各モジュール内のメニューとして使用します。 サイトマップ部のカスタマイズ方法 サイトマップ部のカスタマイズは Microsoft Dynamics CRM 2011 と 同じ方法を採用しています。サイトマップをカスタマイズするには いったんカスタマイズをエクスポートする必要があります。 1. 設定モジュールより、カスタマイズ | ソリューションをクリック し、新規のソリューションを作成します。 2. ソリューションに任意の名前、発行元、バージョンを設定して 一旦保存します。…


Dynamics CRM 2011 : OrgDBOrgSettings エディターの紹介

みなさん、こんにちは。 今日は北米プレミアフィールドエンジニアリングチームブログより、OrgDBOrgSettings エディターを紹介します。OrgDBOrgSettings ツールはこちらのブログでも何度か紹介 しましたが、コマンドラインツールであることや、構成が複雑であることからうまく実行 できないというフィードバックを何度かいただきました。今回のツールを利用すれば GUI で容易に設定の確認や変更が可能です。 OrgDBOrgSettings ツールについてはこちらをご参照ください。 元記事: Azure Mobile + JavaScript + WebResources = Easy Editing of OrgDBOrgSettings in Dynamics CRM 2011! ============================================================== Microsoft Dynamics CRM 2011 では多くの設定をレジストリから各組織データベースに 移行しており、組織ごとに異なる設定が行えるようになっております。またこれらの 設定は Update Rollup 等のパッチによって随時追加されており、値の参照と変更用に OrgDBOrgSettings コマンドラインツールが提供さえていますが、構成が複雑であると いう問題があります。 尚、有効なオプションについては http://support.microsoft.com/kb/2691237 に随時追記 されていきます。 今回 OrgDBOrgSettings エディターを開発した訳ですが、元々は数か月前に OData / REST エンドポイントを利用するアプリケーションのプロトタイプを開発しており、その際に各種 エンティティだけでなく ”Organization” エンティティも操作できると便利であると分かった ためです。その後サポートチームやパートナー様の協力を頂き、プロトタイプの改善を…


診断パッケージ: プラットフォームトレース

みなさん、こんにちは。 弊社CRMサポートチームは問題の早期解決のため、情報を自動取得する診断パッケージをご案内することがあります。今回はCRMプラットフォームトレースを取得する診断パッケージの使用方法とパッケージと同様の情報を手動で取得する方法について説明します。なお、診断パッケージを正しく動作させるためには PowerShell 2.0 が必要になるケースがありますので環境に PowerShell 2.0 が無い場合、事前に以下のサイトから PowerShell 2.0 を取得してください。 Windows Management Framework (Windows PowerShell 2.0、WinRM 2.0、および BITS 4.0) http://support.microsoft.com/kb/968929/ja 目次: 診断パッケージの使用方法 手動での情報取得手順 診断パッケージの使用方法: 弊社CRMサポートチームから案内されるURLから診断パッケージを取得したら、以下の手順で情報を取得できます。 1. ダウンロードした診断パッケージを実行し、表示される以下の同意確認画面を確認し、問題が無ければ [同意する] ボタンを押します。   2. [開始] ボタンを押します。   3.  [次へ] ボタンを押します。   4.  現象を再現させる準備をし、[次へ] ボタンを押します。       [次へ] ボタンを押すと情報取得が開始されます。   5. 現象を再現させてから [次へ] ボタンを押します。   6. 弊社サポートチームに送信する情報を確認し、除外したいファイルがあればそのファイルのチェックを外します。     確認が終わりましたら…


Dynamics CRM 2011 メタデータブラウザーのアップデート

みなさん、こんにちは。 今回は、先日リリースされた Microsoft Dynamics CRM 2011 SDK 5.0.13 に 含まれる、新しいメタデータブラウザーについて紹介します。 ※ 新しいメタデータブラウザーは Update Rollup 12 または 2012 年 12 月 サービスアップデート以降の Microsoft Dynamics CRM にのみ対応しています。 情報元: New and Improved Metadata Browser for Microsoft Dynamics CRM 2011 ==================================================================== 前バージョンはリリースしたのは今から 2 年前であり、その時は管理された ソリューションとして SDK の一部に含めてメタデータブラウザーを提供しました。 メタデータブラウザーは開発者にとって、エンティティやフィールド、関連や権限の 情報を取得できる有用なツールです。実際の組織の情報を取得できるため、独自 カスタマイズの情報も取得可能です。 Update Rollup 12 および 2012 年 12 月 サービスアップデートが今後リリースされる…


Dynamics CRM Online レポートカスタマイズのすすめ

みなさん、こんにちは。 今回は主に Microsoft Dynamics CRM Online をご利用いただいている開発者の 方向けの情報として、レポートの高度なカスタマイズに関する情報を提供します。 ただしこちらの内容は設置型をご利用の方にも参考になる情報です。 Business Intelligence Development Studio (BIDS) レポートウィザードで作成したレポートをカスタマイズする場合に利用できる ツールとして Business Intelligence Developer Studio (BIDS) があります。 こちらのツールは SQL Server のインストールメディアに含まれますが Microsoft Dynamics CRM Online をご利用の場合で、SQL Server のライセンスをお持ちで ないお客様は、以下のリンクより機能限定版をご利用いただくことが可能です。 Microsoft SQL Server2008 R2 RTM – Express with Advanced Services http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=25174 早速インストールしてみましょう。 1. 上記 URL より 32 bit または 64 bit…


Dynamics CRM 2011 : カスタムコード検証ツール公開

みなさん、こんにちは。 以前の記事で次期アップデートにより、開発された JScript  が動作しなくなる 可能性があることを案内しました。その中で紹介したコードを検証するための ツールを公開いたしました。 ツールのダウンロード : Microsoft Dynamics CRM 2011 Custom Code Validation Tool 情報元 : Microsoft Dynamics CRM 2011 Custom Code Validation Tool Released このツールの目的は、スクリプト Web リソースおよび HTML Web リソースで 開発された JScript に、潜在的な問題があるかの評価を補助することです。 次期アップデートである Update Rollup 9 では Safari や Chrome といった 複数のブラウザをサポートするために、Web アプリケーションに大幅な変更が 行われる予定です。カスタムの JScript を利用している場合、一部のコードが 動作しなくなる可能性があります。詳細は以下の記事を参照してください。 Dynamics CRM 2011 次のアップデートで壊れる可能性のあるスクリプトの対応…