Microsoft Dynamics CRM Plugin Registration Tool による Plugin の更新について

みなさん、こんにちは。 今回は Dynamics CRM において、Plugin Registration Tool を利用し、既存のプラグインを更新する際に、 以下のエラー メッセージが発生し、更新が失敗する場合があります。 本投稿では何故エラーとなってしまうか、またその際の対処策についてご案内いたします。 エラー内容 – エラー メッセージ抜粋 Plug-in assembly does not contain the required types or assembly content cannot be updated (Error Code -2147204725) 原因と対処策について 本エラー発生には複数の原因がありますが、主に以下 3 点が発生の条件となります。 1. プラグイン アセンブリ メタデータを変更してしまっている場合 プラグイン の Major バージョン、Minor バージョン、Name、PublicKeyToken、Culture 属性が変更された場合、本エラーが発生いたします。 更新後の プラグイン アセンブリのバージョンを更新前のバージョンに合わせるためには、Visual Studio で該当プラグイン プロジェクトを開き、アセンブリ情報ダイアログの 「アセンブリ バージョン」を変更することでアセンブリ バージョンを変更できます。…


Microsoft Dynamics CRM 2013/2015 Active Directory から削除後に再登録したアカウントとの紐づけ

みなさん、こんにちは。   ユーザーの一時退職、休職や出向業務完了等の理由で Dynamics CRM からユーザーを削除する際には Dynamics CRM でユーザを無効にします。これは Dynamics CRM では登録したユーザーの削除を行うことはできないからです。 セキュリティ上の観点から Active Directory (以降 AD) からもアカウントを削除する運用を行っている場合、アカウントを削除した後にユーザーが復帰した際に AD に同じアカウントを再度登録を行っても、 Dynamics CRM でユーザーを有効にする際にエラーが発生しユーザーを有効化することができません。 Dynamics CRM は AD のアカウントの ObjectGUID / ObjectSID に関連する情報を保有しており、AD 上でアカウントを削除した後に同一名称のユーザーアカウントが作成された場合でも ObjectGUID / ObjectSID が異なるため、 CRM ユーザーを有効にすることができないのは製品の意図した動作です。 再度 CRM ユーザーを有効化する方法に関してサポート部門に対して、たびたびお問い合わせいただいているため再度有効にする方法をご紹介します。   現象再現の手順 1) Dynamics CRM のユーザーを無効化します。 2) AD から当該ユーザーのアカウントを削除します。 3) AD に同じアカウントを再登録します。 4)…

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Dynamics CRM 2013 クレームベース認証およびインターネットに接続する展開 (IFD) 構成について Part 4

みなさん、こんにちは。 いよいよクレームベース認証およびインターネットに接続する展開 (IFD) 構成の最終回のご紹介です。 今回で IFD 構成での接続設定が完了します。   前回までの内容は以下からご参照ください。 Dynamics CRM 2013 クレームベース認証およびインターネットに接続する展開 (IFD) 構成について Part 1 (URL) Dynamics CRM 2013 クレームベース認証およびインターネットに接続する展開 (IFD) 構成について Part 2 (URL) Dynamics CRM 2013 クレームベース認証およびインターネットに接続する展開 (IFD) 構成について Part 3 (URL)   セクション 7 : ADFS 構成 Part 2 この作業は ADFS サーバー (本ブログではサーバー名 : adfs) で行います。 1. 前回一旦保留した時点の画面です。 サーバー マネージャー…

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Dynamics CRM 2013 クレームベース認証およびインターネットに接続する展開 (IFD) 構成について Part 3

みなさん、こんにちは。 Microsoft Dynamics CRM 2013 におけるクレームベース認証およびインターネットに接続する展開 (IFD) 構成の手順の第三回目です。 今回は引き続き Active Directory フェデレーション サービス (AD FS) のインストール、およびその構成 Part 1、そしてクレーム ベース認証の構成に関しての内容をご紹介します。   前回までの内容は以下からご参照ください。 Dynamics CRM 2013 クレームベース認証およびインターネットに接続する展開 (IFD) 構成について Part 1 (URL) Dynamics CRM 2013 クレームベース認証およびインターネットに接続する展開 (IFD) 構成について Part 2 (URL)   AD FS の構成の一部はクレーム ベース認証の構成が行われている必要があるため、今回は AD FS 設定の 前半部分のご紹介となります。   セクション 5 : Active Directory フェデレーション…

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Dynamics CRM 2013 クレームベース認証およびインターネットに接続する展開 (IFD) 構成について Part 2

みなさん、こんにちは。 Microsoft Dynamics CRM 2013 におけるクレームベース認証およびインターネットに接続する展開 (IFD) 構成の手順の第二回目です。 今回は第一回目で作成した検証用の証明書のエクスポート・インポートおよび HTTPS バインディング 設定、DNS 設定といった、接続設定のための前段階の内容をご紹介します。   前回の内容は以下からご参照ください。 Dynamics CRM 2013 クレームベース認証およびインターネットに接続する展開 (IFD) 構成について Part 1   セクション 3 : 証明書のエクスポートおよびインポート   セクション 3.1 証明書のエクスポート この作業は CRM サーバー (本ブログではサーバー名 : crm2013jpn) で行います。 前回のブログ記事にて作成した証明書は信頼されていないため、CRM (Web) サーバーに接続する際に セキュリティの警告メッセージが表示されることがあります。 これを表示させないようにするためには、作成した証明書を各コンピューターにインストールする必要が あります。 そのため、作成した SSL 証明書のエクスポートを行う作業が必要となります。 また、Microsoft Dynamics CRM Web サイトの CRMAppPool アカウントには、クレームベース認証を…

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Dynamics CRM 2013 クレームベース認証およびインターネットに接続する展開 (IFD) 構成について Part 1

みなさん、こんにちは。 今回から 4 回にわたり、Microsoft Dynamics CRM 2013 におけるクレームベース認証および インターネットに接続する展開 (IFD) 構成の手順についてご紹介します。 Dynamics CRM 2013 に限らず、古いバージョンも含め、このクレームベース認証、および IFD 構成の 手順についてのお問い合わせは最近頻度が高いものとなっています。 しかしながら、現状ではご案内させていただく情報は大半が英語標記のものであるため、画面ショット 付きの日本語の資料はないかとご質問をいただくことが増えました。 このようなお客様のご要望から、今回このブログにてクレームベース認証および IFD 構成の手順を 日本語にてご紹介いたします。 手順等については、できる限り画面ショットを増やし、よりわかりやすくご紹介させていただきますが、 下記資料および記事サイトも併せてご参考にしてください。 Configuring Claims-based Authentication for Microsoft Dynamics CRM Server (英語) http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=41701 ※こちらは Microsoft Dynamics CRM 2011 用として作成されておりますが、Microsoft Dynamics CRM 2013 においてもほぼ同様の設定手順となります。 Dynamics CRM 2011 クレームベース認証構成のポイント http://blogs.msdn.com/b/crmjapan/archive/2011/12/14/dynamics-crm-2011-claim-authentication-tips.aspx   動作環境 弊社にて今回使用した環境構成は以下となります。 共通内容…

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Dynamics CRM: 仮想環境におけるメモリ管理

みなさん、こんにちは。 今回は、弊社が提供しているブログ Dynamics CRM in the Field の記事より 仮想環境におけるメモリ管理のポイントについて紹介します。 本記事で紹介する方法は設置型でのみに有効な方法です。 情報元: Memory management for Dynamics CRM in a virtual environment ==================================================== Hyper-V や VMware など Dynamics CRM を仮想環境内に構築されている場合、 仮想環境のメモリ設定が Dynamics CRM のパフォーマンスに大きく影響する場合があります。 先日、あるお客様環境のすべての Dynamics CRM サーバーにパフォーマンスカウンターを設定し、 パフォーマンスレビューを実施したところ、バックエンドサーバー上で興味深いデータが 検出されました。Available Mbytes やその他の主要なカウンターは閾値内にも関わらず Pages/sec カウンター値のみ閾値を超過していました。 Available MBytes 実行中のプロセスに使用できる物理メモリのサイズ (MB 単位) を測定します。 Pages/sec ハード ページ フォールトを解決するためにディスクから読み取られた、 またはディスクに書き込まれたページの数を測定します。 このバックエンドサーバーは、プラグインのロード処理や非同期サービスが実行されており、 かつ…

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Microsoft.Xrm.Data.PowerShell が PowerShell Gallery に公開されました

みなさん、こんにちは。 以前紹介した Dynamics CRM 組織用の PowerShell モジュールですが、 インストールを簡易化するため、PowerShell Gallery に公開しました。 モジュールの概要は以下をご覧ください。 Dynamics CRM: 組織用 PowerShell の紹介 PowerShell Gallery とは   https://www.powershellgallery.com/ PowerShell Gallery は DSC (Desired State Configuration) のリソースや PowerShell コマンドを公開できるレポジトリで、PowerShellGet モジュール を利用して簡単に検索やダウンロードができる仕組みを提供します。 ※現在はまだプレビューです。 Windows 10 をご利用の場合は既定でモジュールが組み込まれていますが それ以外の場合には、上記サイトから必要なモジュールをダウンロード してください。 モジュールの検索 モジュールは Find-Module コマンドで検索が可能です。 1. PowerShell を起動します。 2. 以下のコマンドを実行します。 > Find-Module Microsoft.Xrm.Data.PowerShell 3. 以下のように結果が表示されます。 モジュールのインストール モジュールは…


Microsoft.Xrm.Data.PowerShell サンプルをお試しください!

みなさん、こんにちは。 先日ご案内したように、Microsoft.Xrm.Data.PowerShell とともにサンプルも GitHub に移行しました。 サイト: https://github.com/seanmcne/Microsoft.Xrm.Data.PowerShell.Samples サンプルの種類 現在は以下のサンプルが公開されています。 [CRM ユーザーの登録サンプル] Dynamics CRM オンライン用と設置型用それぞれにサンプルがあります。 [複数組織への操作] スクリプト内で複数の組織に接続するサンプルです。ある組織から取得したデータを他の組織に作成ような作業で利用できます。 [CRM 言語の有効/無効] 言語の有効化と無効化、および一旦無効にして再度有効化する場合に、各ユーザーの言語設定のバックアップと再設定を行うサンプルです。 [Dynamics CRM ユーザー設定の更新] Dynamics CRM ユーザーの設定を更新するサンプルです。一括で同じ設定を複数のユーザーに適用する場合などに活用できます。 サンプルのダウンロード方法 1. ブラウザで次のリンクへ移動します: https://github.com/seanmcne/Microsoft.Xrm.Data.PowerShell.Samples 2. 画面左下にある “Download ZIP” ボタンをクリックします。  3. 任意の場所に保存して、解凍します。 4. 解凍したフォルダ内の Microsoft.Xrm.Data.PowerShell.Samples フォルダ内にサンプルがあります。 ReadMe の確認方法 各サンプルには README.md が含まれますが、このファイルは GitHub 上で表示されることを前提とされているため、以下の手順で確認してください。例えば AddCrmOLUsersFromCSV サンプルを確認する場合は以下の手順となります。 1. サンプルのサイトに移動します。https://github.com/seanmcne/Microsoft.Xrm.Data.PowerShell.Samples 2. Select Microsoft.Xrm.Data.PowerShell…. リンクをクリックします。  3. AddCrmOLUsersFromCSV フォルダーをクリックします。…


Dynamics CRM 2015 Outlook 同期に関するホワイトペーパー その 3

みなさん、こんにちは。 前回に引き続き Outlook クライアントの同期に関するホワイトペーパーを紹介します。 本記事はシリーズもののため、前回の記事を見られていない方はご覧ください。 Dynamics CRM 2015 Outlook 同期に関するホワイトペーパー その 1 Dynamics CRM 2015 Outlook 同期に関するホワイトペーパー その 2 Microsoft Dynamics CRM: How it works documentation:    http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=48718 今回は、Dynamics CRM 2013 / 2015 の特定のシナリオにおいて、 各コンポーネントやプロセスがどのように関わって同期されるかを紹介します。 Dynamics CRM 2013 / 2015 における同期処理 Outlook クライアントの同期は、フィルターで定義した条件に基づき同期されます。 最初に CRM から Outlook にレコードが複製され、その後 CRM または Outlook 上で 変更されたものは、システムフィルターの条件に基づき同期されます。 Outlook クライアントでアイテムを変更 以下の図は、同期されている取引先担当者のレコードを…

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