Dynamics CRM 2011 クレームベース認証構成のポイント

みなさん、こんにちは。 今回は管理者向けの情報として Dynamics CRM 2011 の クレームベース認証構成に関するポイントを紹介します。構成が うまく行かない方は是非ご覧ください。 尚、クレームベース認証構成の手順書は以下のリンクに資料があります。(英語) Microsoft Dynamics CRM 2011 and Claims-based Authentication.doc クレームベース認証構成時に検討が必要なもの クレームベース認証の構成を行う際、事前に検討が必要なものが いくつかあります。以下に項目および検討事項を紹介します。 アドレス クレームベース認証を構成する場合、以下のアドレスを事前に 検討してください。 – AD FS 2.0 用の URL – Windows 統合認証用 Dynamics CRM URL – インターネットに接続する展開用の URL 尚、インターネットに接続する展開用の URL には以下のものが 含まれます。 1. <組織名>.<ドメイン名>:<ポート番号> 特定の組織にアクセスするための URL です。組織名部分は組織作成時に 指定したものになるため、どうしても変更する場合は組織の再インポートが 必要となります。 2. auth.<ドメイン名>:<ポート番号> インターネットに接続する展開に関する設定を持つアドレスです。 3. dev..<ドメイン名>:<ポート番号> インターネットに接続する展開で利用する検出 Web…


Dynamics CRM 2011 重複データ検出の新機能

みなさん、こんにちは。 今日は管理者の方向けのトピックとして、Dynamics CRM 2011 の Update Rollup 5 で提供された、重複データ検出の新機能を紹介します。 重複データ検出とは 重複データ検出を利用することで、任意のフィールドの組み合わせで レコードを一意に保つことが可能です。機能自体は以前のバージョンより 存在していますが、Dynamics CRM 2011 ではより強化されました。 Dynamics CRM 2011 からの新機能 以前のバージョンでは、重複データの検出に最大 5 分間のラグが ありましたが、Dynamics CRM 2011 からはリアルタイムに検出が できるようになりました。 Dynamics CRM 2011 Update Rollup 5 の新機能 以下の 2 つの新機能が提供されました。 1. 非アクティブなレコードを検出対象から除外する。 組織の運用によっては、レコードは削除せず非アクティブとして保持する 場合があります。以前までは非アクティブのレコードの値も重複検索の 対象となっていましたが、Update Rollup 5 からは、非アクティブのレコードを 重複検出から除外するか指定できるようになりました。 2. 空白の文字列を、検出対象から除外する。 重複検出が必要だが、空白にもなりえる列が存在する場合、以前までは 空白も 1 つの値として認識されるため、2 レコード目が空白の値を持つ場合 検出対象となっていましたが、Update…


Dynamics CRM 2011 インスタントメッセージング統合

みなさん、こんにちは。 今回は Dynamics CRM 2011 のインスタントメッセージング統合機能を 紹介します。ヘルプには Microsoft Office Communicator 2007、MSN Messenger、または Live Messenger と記載がありますが、他にも Microsoft Lync にも対応しています。 今回は Microsoft Lync を利用した例を紹介します。 インスタントメッセージング統合機能概要 インスタントメッセージング統合機能を利用すれば、Dynamics CRM 2011 またはオンラインの画面より、Lync の機能がダイレクトに利用可能です。 例えばチャットの開始、メールの送付、またプレゼンスの確認が出来ます。 [ リストの一覧] [ リストの一覧より選択] [ フォーム上] 設定方法 設定は非常に簡単で、Dynamics CRM 2011 またはオンラインの URL を Internet Explorer の信頼済みサイトに追加するだけです。 1. Internet Explorer を開きます。 2. ツールよりインターネットオプションをクリックします。 3. セキュリティ | 信頼済みサイトをクリックして、サイトを…


Dynamics CRM 2011 サイトマップエディターの紹介 その 2

みなさん、こんにちは。 以前 CodePlex 上に公開されているサイトマップエディターを紹介しましたが、今回 SDK 5.0.8 で追記された、もう 1 つのサイトマップエディターを紹介します。 尚、以前の記事はこちらよりどうぞ。 Microsoft Dynamics CRM SiteMap Editor 今回紹介するサイトマップエディターは、Dynamics CRM 2011 のソリューションとして提供されています。 早速インストールしてみましょう。 1. 以下のリンクをクリックします。 Microsoft Dynamics CRM SiteMap Editor 2. 画面左側にある Try It をクリックして、画面に従いソリューション SiteMapEditormanaged.zip.cab をダウンロードします。 3. ツールを試したい Dynamics CRM 2011 またはオンラインに接続し 設定 | ソリューション | インポートをクリックします。ダウンロードした SiteMapEditormanaged.zip.cab を選択してインポートします。 ※検証用に新規の組織を作成することをお勧めします。 4. インポート完了時に警告が出ますが、ラベルが英語であることが 理由のため、そのまま閉じるをクリックします。 以上でインストールは完了です。 利用方法 まずはサイトマップエディター自体を開きます。インポートが完了した マネージドソリューションを開いてください。構成が既定で選択されて…


Dynamics CRM 2011 SDK 5.0.8 がリリースされました!

みなさん、こんにちは。 先日、Microsoft Dynamics CRM 2011 用 SDK の 5.0.8 がリリース されました。最新の SDK は以下の リンクよりダウンロード可能です。 Microsoft Dynamics CRM 2011 Software Development Kit (SDK) http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=24004 こちらのバージョンでは以下の更新が含まれています。 ‐ ポータル開発に関連する一部のアセンブリが更新されています。 ポータルの Windows Azure ACS 対応です。 ‐ UI のスタイルガイドが更新され、アクティビティフィードと Windows Phone 用アプリの情報が含まれました。 ‐ 認証に関する情報が更新され、Office 365 での認証情報が追加されました。 ‐ いくつかのサンプルやヘルパーにおいて、Office 365 での認証に関する 情報が追加されました。 ‐ ソリューション開発における多言語対応のガイドラインが追加されました。 ‐ Office 365 版 Dynamics CRM オンラインの検索サービスの情報が…


Dynamics CRM 2011 Developer Toolkit で XAML ワークフローを開発

みなさん、こんにちは。 以前 Developer Toolkit のベータ版 を数回に渡り紹介しましたが、 先日公開された SDK 5.0.7 で正式版となり、機能も追加されました。 その中から今回は XAML ワークフローの開発を紹介します。 情報元 : Creating and Deploying XAML Workflows using the CRM Developer Toolkit 本記事のトピック一覧です。 ‐ 前提条件 ‐ Visual Studio でソリューションを作成 ‐ CRM ワークフローアクティビティライブラリの追加 ‐ CRM ワークフローアクティビティの追加 ‐ ワークフローの開発 ‐ ワークフローの展開 ‐ ワークフローの有効化 ‐ 関連リンク 前提条件 本記事のステップを試すにあたり、以下の前提条件が必要となります。 1. Visual Studio 2010 (ぷろふぇっしょなる版以上) 2. Microsoft…


Dynamics CRM レコード削除時の動作の変更について

みなさん、こんにちは。 今回は管理者向けに、 Dynamics CRM 4.0 と Dynamics CRM 2011 について ユーザーが UI からレコードを削除した場合の内部動作の違いを紹介します。 Dynamics CRM 4.0 のレコード削除 ユーザーが取引先企業や活動等のレコードをアプリケーションの画面から 削除した場合、データベース上ではすぐにデータは削除されず、代わりに 削除フラグが設定されます。削除フラグが設定されたレコードは、UI から レコードを検索したり、フィルター化されたビューの結果には出力されません。 その後削除サービスと呼ばれる非同期サービスのジョブが、フラグが設定 されたレコードを一定周期でまとめて削除するようになっています。 既定では削除サービスは 24 時間に 1 度実行され、実行時間は Dynamics CRM サーバーのインストール時刻です。よって日中にサーバーをインストール した場合、削除サービスも日中に流れるため、全体のパフォーマンスに影響 する可能性があります。その場合は、以下のツールで実行時間の確認や 変更が可能です。 CRM 4 Deployment Job Editor http://archive.msdn.microsoft.com/ScaleGroupJobEditor/Release/ProjectReleases.aspx?ReleaseId=3251 ※注意※ Job Editor からは複数の組織のジョブが確認できますが、異なる組織に 対する同一サービスの実行時間を、必ず異なる時間を指定してください。 秒単位まで同じ時刻を指定すると、不要に重複してサービスが実行される ことがあります。 この動作は、ユーザーが画面からデータを削除した場合、比較的早く 処理が終わる一方で、削除サービスがそれらのデータを改めて削除 する必要があります。 Dynamics CRM 2011 のレコード削除…


Dynamics CRM 2011 監査履歴より削除したレコードを復元する

みなさん、こんにちは。 今回は開発者および管理者、同時に関連する内容を案内します。 ユーザーがデータを誤って削除した場合、データの復旧は管理者に とって重要なタスクだと思います。手段はいくつかありますが、以下の ような方法が一般的だと思います。 ‐ 設置型の場合はデータベースのバックアップより復旧 ‐ インポート元のデータがある場合には、再インポート ‐ 手動でレコードの再作成 それぞれメリット/デメリットがあると思いますが、今回はその他の 手段として監査ログの利用を紹介したいと思います。 監査ログを利用してレコードを復元する場合には、以下の点に 留意してください。 ‐ メモのように監査に対応していないエンティティには利用できない。 ‐ 監査に対応しいてるエンティティは、事前に監査ログを設定しており、    該当レコードの削除監査がある。 ‐ 監査していないフィールドの値は復元できない ‐ 関連レコードの復元は、親レコードから行う必要がある 単体のレコードの復元 前提として、組織レベルでの監査が有効で、かつ取引先企業に対する 監査が設定されているとします。その場合、取引先企業レコードを削除 すると、以下のような監査レコードが作成されます。 [取引先企業レコード] [上記を削除した際の監査レコード] 上記から分かるように、監査対象のフィールドに関して、削除時点で 保有していた値が記録されています。では早速その取得とレコードの 再作成に利用できるコードサンプルを紹介します。 1. 監査レコードを最大化して、URL より監査レコードの ID を確認します。 id パラメータの %7b、%7d の間の値です。 2. 以下のコードを利用して監査の詳細を取得します。 // 監査レコードの GUID を設定 Guid auditId = new Guid(“F0380F4E-1A17-E111-8CB2-00155D40BA17”); //…


Dynamics CRM 2011 現在のリボン定義を確認する方法

みなさん、こんにちは。 関東はいよいよ本格的に寒くなり、まわりでも風邪が流行っているようです。 みなさんはいかがお過ごしでしょうか? 今回は開発関連トピックとして、現在のリボンの定義を確認する方法を紹介します。 Dynamics CRM 2011 では、リボンやフォームなど、一部のコンポーネントで差分の 開発スタイルを採用しています。そのため、現状の情報を把握しつつ開発することが 必要となります。 しかし、複数のソリューションが混在する場合や、リボンのように定義が多岐に わたるコンポーネントの場合、自分の開発が、結果どのように反映されているかを 確認したい場合があります。 現在のリボン定義のエクスポート方法 提供されているサンプルを利用すると、簡単に現在のリボン定義をエクスポート することが出来ます。 全てのリボンを出力 以下の手順で操作を行ってください。 1. Visual Studio 2010 を開きます。 2. ファイル | 開く | ソリューションを開くより、以下のソリューションを開きます。 sdk\samplecode\cs\client\ribbon\exportribbonxml\exportribbonxml.sln 3. そのまま F5 キーを押下して、プログラムを実行します。 4. コンソールが起動しますので、接続先環境の情報を入力します。 オンライン環境の場合は、crm5.dynamics.com とだけ入力してください。 5. Enter を押下して進めると、Office 365 プラットフォームか確認されますが、 今回の環境は Windows Live ID で認証する環境であるため、 n をタイプして Enter を押下します。 6. リボンのエクスポートを行いたい組織を番号で指定して、Enter を押下します。…


Microsoft Dynamics CRM 4.0 Update Rollup 20 がリリースされました!

みなさん、こんにちは。 2011年11月10日(US 時間) に CRM 4.0 Update Rollup 20 がリリースされました。 次のリンクから Update Rollup 20 に関する情報を確認することができます。 マイクロソフト ダウンロード センター: http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=b720eec7-5d9c-4498-a260-2b56e00c2390&displaylang=ja-necMicrosoft サポート技術情報: http://support.microsoft.com/kb/2550098/ja Update Rollup 20 概要 Update Rollup 20 は累積修正プログラムですが、次の 2 つの Update Rollup 20 に関しては、適用前に Update Rollup 7 を適用する必要があります。 その他の CRM コンポーネントには、適用前提となっている Update Rollup はありません。 CRM Outlook クライアント (CRMv4.0-KB2550098-i386-Client-JPN.exe) データ移行マネージャー (CRMv4.0-KB2550098-i386-DMClient-JPN.exe) なお、2011年8月時点でダウンロード センターから入手可能な CRM 4.0 Outlook クライアントには、Update Rollup 10 が含まれおり、ダウンロード ファイルに組み込まれています。バージョンは…

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