Dynamics CRM 2016 新機能: ソリューションフレームワークの拡張 その 4 ソリューションのアップグレード


みなさん、こんにちは。

前回に引き続き、Dynamics CRM 2016 で拡張されたソリューション
フレームワークの機能を紹介します。前回は拡張された機能の概要を紹介
しましたが、今回はソリューションアップグレードの動作を確認してみます。

過去の記事は以下のリンクよりご参照ください。

ソリューションフレームワークの拡張 その 1
ソリューションフレームワークの拡張 その 2 パッチソリューション
ソリューションフレームワークの拡張 その 3 ソリューションのマージ

事前の準備

前回作成した環境をそのまま利用します。

ソリューションから不要なコンポーネントの削除と追加

前回マージを行ったソリューションから既存コンポーネントを削除し、
新しいコンポーネントを追加します。

1. ブラウザで開発環境へ接続します。

2. 設定 | カスタマイズ | ソリューションよりマージしたソリューションを
開きます。

3. エンティティの一覧より「カスタムエンティティ1」を削除します。

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4. 新規 | エンティティより「カスタムエンティティ3」を追加します。

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5. エンティティ作成後、「すべてのカスタマイズの公開」をクリックします。

6. 公開完了後、「ソリューションのエクスポート」よりマネージド
ソリューションとしてエクスポートします。

パッチソリューションとアップグレードソリューションのインポート

次にリリース環境での動作を確認します。

1. リリース環境にブラウザで接続し、設定 | カスタマイズ | ソリューション
へ移動します。今回追加したパッチソリューションをまずインポートします。

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2. 次に作成したマージソリューション (アップグレードソリューション) を
インポートします。インポート時に、以下のダイアログが表示され、
アップグレードソリューションであることがわかります。

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3. インポート完了後、設定 | カスタマイズ | カスタマイズより、「システム
のカスタマイズ」を開きます。

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4. アップグレードソリューションでは削除した「カスタムエンティティ1」が
含まれている事を確認します。これは期待された動作です。

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コンポーネントの削除

最後にアップグレードソリューションで削除したカスタムエンティティ1 の
削除をリリース環境でも適用します。

1. 設定 | カスタマイズ | ソリューションへ移動し、ベースソリューションで
あるバージョン 1.0.0.0 のソリューション A を選択します。

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2. 「ソリューションのアップグレードの適用」をクリックします。以下の
メッセージが消えるまで待ちます。

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3. アップグレードが適用されると最新のバージョンのみが表示されます。

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3. アップグレード完了後、再度「システムのカスタマイゼーション」より
カスタムエンティティを確認します。期待通り「カスタムエンティティ1」が
削除されている事を確認します。

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まとめ

今回のリリースでは本番環境へのリリースがよりわかりやすくなりました。
またコンポーネントの削除やより詳細なコンポーネントのエクスポート、
インポートを実現しています。

次回は SDK を利用した場合の手順を紹介します。お楽しみに!

– 中村 憲一郎

※本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります

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