Dynamics CRM: 仮想環境におけるメモリ管理


みなさん、こんにちは。

今回は、弊社が提供しているブログ Dynamics CRM in the Field の記事より
仮想環境におけるメモリ管理のポイントについて紹介します。
本記事で紹介する方法は設置型でのみに有効な方法です。

情報元: Memory management for Dynamics CRM in a virtual environment

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Hyper-V や VMware など Dynamics CRM を仮想環境内に構築されている場合、
仮想環境のメモリ設定が Dynamics CRM のパフォーマンスに大きく影響する場合があります。

先日、あるお客様環境のすべての Dynamics CRM サーバーにパフォーマンスカウンターを設定し、
パフォーマンスレビューを実施したところ、バックエンドサーバー上で興味深いデータが
検出されました。Available Mbytes やその他の主要なカウンターは閾値内にも関わらず
Pages/sec カウンター値のみ閾値を超過していました。

Available MBytes
実行中のプロセスに使用できる物理メモリのサイズ (MB 単位) を測定します。

Pages/sec
ハード ページ フォールトを解決するためにディスクから読み取られた、
またはディスクに書き込まれたページの数を測定します。

このバックエンドサーバーは、プラグインのロード処理や非同期サービスが実行されており、
かつ VMware の仮想環境で構成されていることがわかりました。

※ Dynamics CRM における仮想環境のサポート情報は以下を参照ください。
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh699671(v=crm.6).aspx#Server_virtualization

この仮想マシンの設定を確認したところ、メモリの割り当て設定が Microsoft の推奨と異なり
予約されたメモリの割り当てが 0 MB でした。実際は、スワッピングやダブルページングなどの問題を
回避するため、予約されたメモリをすべて割り当てことを推奨しています。
詳細は、VMware white paper を参照ください。

ハードウェア仮想テクノロジーは、ハードウェアリソースを有効に活用できますが、
仮想環境内で動作しているソフトウェアは、物理的な制約、特にパフォーマンスの
制約の影響を受けます。

これらの設定はシス303030テムの安定化、パフォーマンスや可用性に重要な意味を持ちます。
もし、Dynamics CRM が仮想環境上で動作している場合、仮想ソフトウェアのプロバイダーが提供する
ベストプラクティス、特にメモリ管理のベストプラクティスを理解する必要があります。

Support for Microsoft Dynamics CRM 4.0 and Microsoft Dynamics CRM 2011 on a computer that is running Windows Server 2008 Hyper-V:
https://support.microsoft.com/en-us/kb/957054

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まとめ

仮想環境にて Dynamics CRM をご利用されている場合、利用している仮想テクノロジーの
ベストプラクティスを合わせて参考にする必要があります。

- プレミアフィールドエンジニアリング 河野 高也

※本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります

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