Dynamics CRM Online 2015 Update 1: プロセスと業務ルールの新機能


みなさん、こんにちは。

今回は Dynamics CRM Online 2015 Update 1 で追加されたプロセス
関連と業務ルールの新機能をまとめて紹介します。

ワークフローの新機能

ユーザー定義アクションサポート

Microsoft Dynamics CRM 2013 より提供されているユーザー定義アクション
(操作) は独自のメッセージを作成できるという強力な機能ですが、これまで
SDK からの呼び出しのみをサポートしていました。

今回のリリースではワークフローからも呼び出せるようになっているため
より手軽に利用できるようになりました。

利用手順

1. ブラウザで Microsoft Dynamics CRM Online に接続します。

2. 設定 | プロセスより新しいワークフローを 1 つ作成します。

3. ステップの追加一覧より「アクションの実行」を選択します。

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4. 実行したいアクションを指定します。

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5. 必要に応じてプロパティを設定します。

業務プロセスフローの新機能

必須ステップの順守

これまで業務プロセスフロー上で必須と設定したフィールドは、次ステージへ
移動する際に検証されますが、SDK を利用した場合や一部の作業では必須の
フィールドの値がない状態でもステージを移動することができました。

今回のリリースではこの検証作業をプラットフォームレベルに移動する事で
すべてのシナリオにおいて検証を行えるようになりました。

ステージの遡り

これまで業務プロセスフローのステージは遡ることができませんでしたが、
今回のリリースでは一度完了したステージに戻って、かつその状態を有効に
することができます。

以下の手順でステージの設定を行います。

1. 業務プロセスフローが有効なエンティティのレコードを開きます。ここでは
サポート案件を例にしています。

2. 業務プロセスフローを進めます。以下は解決ステージまで進んでいる例です。

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3. 移動したいステージを選択します。ここでは特定を選択しました。この
時点ではただステージの内容を見ているだけです。

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4. 業務プロセスフロー右端の「アクティブに設定」をクリックします。

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5. アクティブを示す旗のアイコンが移動します。

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業務ルールの新機能

これまで業務ルールは、特定のフィールドの値を設定したり、表示と非表示を
切り替えることができましたが、今回のリリースではフィールドの値をクリア
することができるようになりました。

利用手順

1. 任意の業務ルールを開くか、新規に業務ルールを作成します。

2. 「操作」より「フィールド値の設定」を選択します。

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3. 値をクリアしたいフィールドを選択して、「種類」より「クリア」を選択します。

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尚、値をクリアできるのは以下のタイプです。

– 1 行テキスト
– オプションセット (既定値を設定していないもの)
– 整数
– 浮動小数
– 10 進数
– 金額
– 参照
– 日付型

まとめ

Dynamics CRM 2013 以降で追加された機能に対しても、不足している
機能が徐々に充実してきました。まだこれらの機能を使っていない場合は
これを機に是非利用をご検討ください!

– 中村 憲一郎

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