Dynamics CRM Online 2015 更新プログラム Multi-Geo テナント


みなさん、こんにちは。今回は、Dynamics CRM Online 2015 更新プログラムの新機能である Multi-Geo テナントについてご紹介します。Multi-Geo テナント機能とは、複数の Dynamics CRM Online インスタンスを別地域のデーターセンターで管理させ、それらのインスタンスを一つの Office 365 テナントで管理するようにする機能です。

概要
Dynamics CRM Online  は、大きく分けて 4 つの地域 (北米、欧州、アジア、南米) の Microsoft のデーターセンターで管理されています。日本のお客様の Office 365 テナントと Dynamics CRM Online のインスタンス は、ほぼアジア地域のデータセンターでホストされています。その Office 365 テナントに Dynamics CRM Online インスタンスを追加する場合、Office 365 テナントと同じ地域のデーターセンターに作成されます。そのため、他の地域でDynamics CRM Online のインスタンスを追加したい場合、別の Office 365 テナントをその地域で作成する必要がありました。

この新機能により、一つの Office 365 テナント内に複数の異なる地域にホストされる Dynamics CRM Online インスタンスを管理することが可能になります。例えば、メインの Dynamics CRM Online 実稼働インスタンスが北米でホストされ、ヨーロッパにある他部門用の Dynamics CRM Online のインスタンスを欧州に作成することが出来ます。ユーザーは同じ Office 365 テナントに登録されているので、同じユーザー名とパスワードで両インスタンスにアクセスすることが出来ます。

重要:  以下の図のように、Multi-Geo テナント機能を使い、異なる地域に Dynamics CRM Online インスタンスを作成した場合、インスタンスのデーターベースはそれぞれの地域にて管理されます。よって、異なる地域の Dynamics CRM Online インスタンス間では、同じ Office 365 テナントであってもデータの同期は行われません。

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この機能を有効にする方法

Microsoft データーセンター側で該当機能を有効にする必要があります。有効化したい場合には Microsoft Dynamics CRM Online サポート部門にお問い合わせください。

タイトル: Dynamics CRM Online の機能に関する質問はどこから行えますか?
URL: https://technet.microsoft.com/ja-jp/cloud/crm_faq.aspx

機能を有効にすることで Dynamics CRM Online 管理センターにて他地域のインスタンスの作成や管理等の Multi-Geo テナント機能を使用することが可能になります。

既存のテナントに異なる地域の Dynamics CRM インスタンスを構成する

1. Dynamics CRM Online 管理センターにて、インスタンス構成画面を開きます

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2. インスタンスを管理するデーターセンターの地域を選択します。(例: ヨーロッパ、ミドルイースト、アフリカ (EMEA) を選択)

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3. 新しいインスタンスを構成します

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4.  構成設定を確認します。インスタンスが EMEA 地域のデータセンターに作成されたことを確認します。

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この新機能について、以下のサイトにて動画を公開しています (英語)。是非、ご参照ください。

タイトル: Microsoft Dynamics CRM 2015 Multi-Geo Tenant New Features
https://www.youtube.com/watch?v=VBKmZ0-HbOY

– 野田 良二

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