Dynamics CRM 2014 年春/SP1 サービスモジュールの新機能 その 9 ステータス遷移の制御


みなさん、こんにちは。

今回は Microsoft Dynamics CRM Online 2014 年春バージョン及び設置型用
サービスパック 1 で提供される機能からステータス遷移の制御を紹介します。

ステータス遷移の制御概要

通常エンティティでは「アクティブ」、「非アクティブ」などの基本的な
ステータスから、サポート案件のように「処理中」「情報待ち」「回答済」
など複数のステータスを管理する場合もあります。ステータスが複数ある
場合には、運用として「情報待ち」から「回答済」には直接変更させない
要件があるかもしれません。

今回提供するステータス遷移の制御機能は、まさしくこの要望を満たす
為に提供する機能であり、サポート案件およびカスタムエンティティで
利用が可能です。

設定

サポート案件のステータス遷移の制御は以下の方法で設定可能です。

1. 設定 | カスタマイズ | システムのカスタマイズを開きます。

2. フィールドよりステータスフィールドを開きます。

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3. 画面上部より [ステータスの移行] の編集ボタンをクリックします。

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4. ステータスの移行画面で [ステータスの移行] の有効化をチェックします。

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5. 画面左側にあるそれぞれのステータスから移行しても良いステータスを
右側に指定します。右端の […] ボタンをクリックします。

6. 移行できるステータスを選択して右側に移します。

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7. 今回は以下のように設定を行いました。OK をクリックして閉じます。

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8. 変更を保存して、カスタマイズを公開します。

動作確認

1. サービス | サポート案件より新規にサポート案件を作成します。

2. 作成直後はステータスが処理中になります。ステータスより
調査中にしか変更できないことを確認します。取り消しには
ステータス変更ではなく、サポート案件の取り消しボタンを
クリックする必要があります。

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3. ステータスを調査中に変更すると、他のステータスには変更が
できません。取り消しや問題解決済みは、ステータスの変更では
なくそれぞれのボタンをクリックする必要があります。

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まとめ

ステータス遷移の制御を利用することで、マニュアルやユーザーの
処理に依存した運用ではなく、システムとして変更先を限定できる
ため、より正確なレコードの状態を維持できます。

是非お試しください。

- 中村 憲一郎

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