Dynamics CRM 2013 : ニュースリリース

みなさん、こんにちは。先日 Microsoft Dynamics CRM の次期バージョンである
Microsoft Dynamics CRM 2013 についてニュースリリースがありました。

以下に関連するリンク (英語) を紹介します。

Microsoft Dynamics CRM 2013 makes business personal

CRM Vision

Making Microsoft Dynamics CRM Personal (blog)

今回は上記の中で最後のブログ記事を紹介します。

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顧客管理ソフトウェア ビジネスに身を置いていない方でも、最近起こっているトレンドの変化で
状況が根本的に変わってきていることは肌で感じるはずです。顧客はよりスマートになって
いるのです。例えば、現在ではどこでもインターネットに接続できる環境が整備されており、
必要な情報に簡単、迅速にアクセスが可能です。またソーシャルネットワーキングの発展に
より、情報や個人の体験が他者に自動的に配信されていきます。

この影響は B2C だけでなく、B2B においても同じ傾向が見て取れます。

現在では、顧客が実際の購買活動を行う際、全体の 6 割の時間を事前のリサーチに費やす
という情報がありますが、私たちもそれが普通であると感じます。変化は起きているのです。

第一に、マーケティングが今まで以上に重要になります。

顧客はどこで情報をリサーチするでしょうか。
何を読んで情報を取得するのでしょうか。
誰とその話をするのでしょうか。
繋がりのあるネットワークはどこでしょうか。
何がほしいのでしょうか。

これらの答えがとても重要です。

そのため IT により投資し、より活用しようとしますが、さらにそれらの結果をレポートできる
ことが必要です。

第二に、商品の販売方法が変わってきています。実際、顧客は自ら事前のリサーチをする
訳ですから、営業担当者にコンタクトした時点で既に 6 割の作業は完了しています。担当者
はそのことを十分理解した上で対応する必要があります。つまり顧客が一体誰で何を欲して
いるかを理解しておく必要があります。

第三に、長期に渡って関係を築く必要があるカスタマーケア部門はより重要になってきます。
顧客自身が宣伝塔になりえる状況で、今後関わるその他の人は、潜在的な顧客であると
言えます。そのため全ての対応を正しく行い、ブランドイメージを構築する必要があります。

顧客管理システムソリューションは、このような状況の手助けになります。Microsoft Dynamics
CRM ソリューションはこれらの変化に対応すべく開発され、あなたの組織の成功にとって、
便利で有用なツールとして機能します。我々にとってマーケティングは個人レベルのものです。
購入の意思決定は個人的なものであり、それを提供する企業や組織はより簡単で、直観的で
スマートで使いやすいソリューションが必要です。

私たちは興奮とともに次期製品である Microsoft Dynamics CRM 2013 のリリースをお伝えします。
私たちはユーザーが何をすべきかが容易に分かり、また迅速に、簡単にタスクが達成できるよう
ユーザー体験を完全に作り変えました。この体験はブラウザのみではなく、iPad や Windows 8
タブレットにも展開されます。

もし顧客が商品を売られることを嫌い、自ら行動するのであれば、あなたはそのことを理解し、
顧客の期待やニーズに沿う商品やサービスを提案することが重要です。Microsoft Dynamics CRM
を利用することで状況にマッチした必要な情報を容易に取得できます。

最後に、組織やチームを超えて人々を繋げ続けるため、Microsoft Dynamics CRM はリッチな
ソーシャル機能を搭載しています。これによりより充実したコラボレーションを実現します。

製品に関する詳細はこちらをご覧ください。

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進化した Microsoft Dynamics CRM を実際に利用できる日が楽しみです。
こちらのブログでも随時新情報を提供していきますので、お楽しみに!

- Dynamics CRM サポート 中村 憲一郎