Dynamics CRM 2011 Developer Toolkit で XAML ワークフローを開発

みなさん、こんにちは。 以前 Developer Toolkit のベータ版 を数回に渡り紹介しましたが、 先日公開された SDK 5.0.7 で正式版となり、機能も追加されました。 その中から今回は XAML ワークフローの開発を紹介します。 情報元 : Creating and Deploying XAML Workflows using the CRM Developer Toolkit 本記事のトピック一覧です。 ‐ 前提条件 ‐ Visual Studio でソリューションを作成 ‐ CRM ワークフローアクティビティライブラリの追加 ‐ CRM ワークフローアクティビティの追加 ‐ ワークフローの開発 ‐ ワークフローの展開 ‐ ワークフローの有効化 ‐ 関連リンク 前提条件 本記事のステップを試すにあたり、以下の前提条件が必要となります。 1. Visual Studio 2010 (ぷろふぇっしょなる版以上) 2. Microsoft…


Dynamics CRM レコード削除時の動作の変更について

みなさん、こんにちは。 今回は管理者向けに、 Dynamics CRM 4.0 と Dynamics CRM 2011 について ユーザーが UI からレコードを削除した場合の内部動作の違いを紹介します。 Dynamics CRM 4.0 のレコード削除 ユーザーが取引先企業や活動等のレコードをアプリケーションの画面から 削除した場合、データベース上ではすぐにデータは削除されず、代わりに 削除フラグが設定されます。削除フラグが設定されたレコードは、UI から レコードを検索したり、フィルター化されたビューの結果には出力されません。 その後削除サービスと呼ばれる非同期サービスのジョブが、フラグが設定 されたレコードを一定周期でまとめて削除するようになっています。 既定では削除サービスは 24 時間に 1 度実行され、実行時間は Dynamics CRM サーバーのインストール時刻です。よって日中にサーバーをインストール した場合、削除サービスも日中に流れるため、全体のパフォーマンスに影響 する可能性があります。その場合は、以下のツールで実行時間の確認や 変更が可能です。 CRM 4 Deployment Job Editor http://archive.msdn.microsoft.com/ScaleGroupJobEditor/Release/ProjectReleases.aspx?ReleaseId=3251 ※注意※ Job Editor からは複数の組織のジョブが確認できますが、異なる組織に 対する同一サービスの実行時間を、必ず異なる時間を指定してください。 秒単位まで同じ時刻を指定すると、不要に重複してサービスが実行される ことがあります。 この動作は、ユーザーが画面からデータを削除した場合、比較的早く 処理が終わる一方で、削除サービスがそれらのデータを改めて削除 する必要があります。 Dynamics CRM 2011 のレコード削除…


Dynamics CRM 2011 監査履歴より削除したレコードを復元する

みなさん、こんにちは。 今回は開発者および管理者、同時に関連する内容を案内します。 ユーザーがデータを誤って削除した場合、データの復旧は管理者に とって重要なタスクだと思います。手段はいくつかありますが、以下の ような方法が一般的だと思います。 ‐ 設置型の場合はデータベースのバックアップより復旧 ‐ インポート元のデータがある場合には、再インポート ‐ 手動でレコードの再作成 それぞれメリット/デメリットがあると思いますが、今回はその他の 手段として監査ログの利用を紹介したいと思います。 監査ログを利用してレコードを復元する場合には、以下の点に 留意してください。 ‐ メモのように監査に対応していないエンティティには利用できない。 ‐ 監査に対応しいてるエンティティは、事前に監査ログを設定しており、    該当レコードの削除監査がある。 ‐ 監査していないフィールドの値は復元できない ‐ 関連レコードの復元は、親レコードから行う必要がある 単体のレコードの復元 前提として、組織レベルでの監査が有効で、かつ取引先企業に対する 監査が設定されているとします。その場合、取引先企業レコードを削除 すると、以下のような監査レコードが作成されます。 [取引先企業レコード] [上記を削除した際の監査レコード] 上記から分かるように、監査対象のフィールドに関して、削除時点で 保有していた値が記録されています。では早速その取得とレコードの 再作成に利用できるコードサンプルを紹介します。 1. 監査レコードを最大化して、URL より監査レコードの ID を確認します。 id パラメータの %7b、%7d の間の値です。 2. 以下のコードを利用して監査の詳細を取得します。 // 監査レコードの GUID を設定 Guid auditId = new Guid(“F0380F4E-1A17-E111-8CB2-00155D40BA17”); //…


Dynamics CRM 2011 現在のリボン定義を確認する方法

みなさん、こんにちは。 関東はいよいよ本格的に寒くなり、まわりでも風邪が流行っているようです。 みなさんはいかがお過ごしでしょうか? 今回は開発関連トピックとして、現在のリボンの定義を確認する方法を紹介します。 Dynamics CRM 2011 では、リボンやフォームなど、一部のコンポーネントで差分の 開発スタイルを採用しています。そのため、現状の情報を把握しつつ開発することが 必要となります。 しかし、複数のソリューションが混在する場合や、リボンのように定義が多岐に わたるコンポーネントの場合、自分の開発が、結果どのように反映されているかを 確認したい場合があります。 現在のリボン定義のエクスポート方法 提供されているサンプルを利用すると、簡単に現在のリボン定義をエクスポート することが出来ます。 全てのリボンを出力 以下の手順で操作を行ってください。 1. Visual Studio 2010 を開きます。 2. ファイル | 開く | ソリューションを開くより、以下のソリューションを開きます。 sdk\samplecode\cs\client\ribbon\exportribbonxml\exportribbonxml.sln 3. そのまま F5 キーを押下して、プログラムを実行します。 4. コンソールが起動しますので、接続先環境の情報を入力します。 オンライン環境の場合は、crm5.dynamics.com とだけ入力してください。 5. Enter を押下して進めると、Office 365 プラットフォームか確認されますが、 今回の環境は Windows Live ID で認証する環境であるため、 n をタイプして Enter を押下します。 6. リボンのエクスポートを行いたい組織を番号で指定して、Enter を押下します。…


Microsoft Dynamics CRM 4.0 Update Rollup 20 がリリースされました!

みなさん、こんにちは。 2011年11月10日(US 時間) に CRM 4.0 Update Rollup 20 がリリースされました。 次のリンクから Update Rollup 20 に関する情報を確認することができます。 マイクロソフト ダウンロード センター: http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=b720eec7-5d9c-4498-a260-2b56e00c2390&displaylang=ja-necMicrosoft サポート技術情報: http://support.microsoft.com/kb/2550098/ja Update Rollup 20 概要 Update Rollup 20 は累積修正プログラムですが、次の 2 つの Update Rollup 20 に関しては、適用前に Update Rollup 7 を適用する必要があります。 その他の CRM コンポーネントには、適用前提となっている Update Rollup はありません。 CRM Outlook クライアント (CRMv4.0-KB2550098-i386-Client-JPN.exe) データ移行マネージャー (CRMv4.0-KB2550098-i386-DMClient-JPN.exe) なお、2011年8月時点でダウンロード センターから入手可能な CRM 4.0 Outlook クライアントには、Update Rollup 10 が含まれおり、ダウンロード ファイルに組み込まれています。バージョンは…

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Dynamics CRM 2011 グラフ デザイナーの新機能

みなさん、こんにちは。 今回は先月公開された Dynamics CRM 2011 Update Rollup 5 で 追加された機能より、グラフ デザイナーの新機能を紹介します。 従来のグラフ機能に関しては、こちらの記事で紹介しています。 複数系列のサポート グラフ デザイナーを利用したグラフの作成の場合、以前までは 1 系列、 1 カテゴリのグラフのみが作成可能でしたが、Update Rollup 5 以降では 最大 5 系列まで追加が可能です。 シナリオ: 月別の売上見込みと実売上げを比較したい。 以下のステップで上記シナリオを満たすグラフが作成できます。 1. Internet Explorer で Dynamics CRM 2011 に接続します。 2. 営業  | 営業案件をクリックします。 3. リボンよりグラフをクリックして、新しいグラフをクリックします。 4. グラフ デザイナーで凡例エントリ(系列) に 「売上見込み」 を 選択します。 5. 「系列を追加します」 のプラスボタンをクリックします。 6. 実売上を選択します。 7….


Dynamics CRM 2011 アクティビティ フィード その 5

みなさん、こんにちは。 2 週間にわたってアクティビティ フィード機能の紹介をしましたが、 今回で最後です。最終回はアクティビティ フィードとカスタマイズです。 ウォール アクティビティ フィードの情報は各種ウォールに表示されますが、 カスタマイズでこれらのウォールを利用することが出来ます。 ダッシュボード対応 ダッシュボード上に個人のウォールを配置することが可能です。 以下に新規でシステムダッシュボードを作る手順を紹介します。 1. Internet Explorer で Dynamics CRM 2011 または Dynamics CRM オンラインに接続します。 2. 設定 | カスタマイズ | システムのカスタマイズをクリックします。 3. ダッシュボードを選択して、新規ボタンをクリックします。 4. 任意のレイアウトを選択します。今回は 3 列フォーカスダッシュボードを 選択しました。選択後、作成ボタンをクリックします。 5. 任意の名前を設定します。 6. 個人のウォールを設置するスペースを確保するために、幅の拡大を 行います。真ん中上段のコンポーネントを選択して、削除をクリックします。 7. 同様に下段のコンポーネントも削除します。 8. 左のコンポーネントを選択して、幅の拡大をクリックします。結果は 以下のようになりました。 9. 左のコンポーネントを選択した状態で、Web リソースボタンをクリックします。 10. 追加する Web リソースとして 「msdyn_/PersonalWall.htm」…


Dynamics CRM 2011 アクティビティ フィード その 4

みなさん、こんにちは。 今回はアクティビティ フィードの SDK 対応を紹介します。 すでに SDK 5.0.7 にてサンプルが提供されています。 サンプル サンプルは以下のパスにあります。 sdk\samplecode\cs\businessdatamodel\activityfeeds サンプルの流れとしては、以下の通りです。 アクティビティ フィードの構成 テストレコードの作成、フォロー、ウォールへの投稿作成 個人ウォールへの投稿作成 投稿の表示 データの削除 以下では主なメソッドの解説をおこないます。 アクティビティ フィードの構成 [ConfigureActivityFeeds メソッド] ソースコード WorkingWithActivityFeeds.cs の 109 行目から アクティビティ フィードの構成のメソッドです。コメントを日本語にしつつ 必要な箇所は追記しています。 private void ConfigureActivityFeeds() {     Console.WriteLine(“== Configuring Activity Feeds ==”);     // 現在のユーザーエンティティに対するアクティビティ フィード構成を取得     // 構成情報は msdyn_PostConfig エンティティで保持している     // 組織コンテキストと LINQ…


Dynamics CRM 2011 アクティビティ フィード その 3

みなさん、こんにちは。 関東はいよいよ明日から本格的に寒くなるようです。 運動の秋ですが、朝が億劫になりそうな予感です。 さて、今回も引き続きアクティビティ フィード の紹介を行います。 導入と構成方法は前回の記事で紹介していますので、まだご覧に なっていない方は是非どうぞ。 メンション アクティビティ フィードの投稿やコメントに、レコードのリンクを含めることができます。これをメンションと呼んでいます。例えば以下の投稿を作成するとします。 この場合、「ストアー (サンプル)」 が取引先企業のレコードのリンクになっていると、投稿を見た人がレコードをすぐに開けるため便利です。 以下の手順でメンションを作ってみましょう。 1. メンションを入れたい場所で、半角のアットマークをタイプします。 すると最近使用したレコードの一覧が出ます。 2. リンクを作りたいレコードが一覧に無い場合には、リスト一番したの 「その他のレコードを検索」 からレコードを検索できます。 3. 任意のレコードを選択すると、メンションが作成されます。 上記のように、「ストアー (サンプル)」 部分がリンクになります。 ワークフロー対応 アクティビティ フィードはワークフローに対応しています。アクティビティ フィード規則にない自動投稿の設定や、フォロー操作が行えます。 自動投稿の追加 アクティビティ フィードの規則によって、特定の種類のアクションが自動投稿されることは前回紹介しましたが、現状任意の規則を追加することができません。しかしワークフローを利用することで容易に対応が可能です。早速以下のシナリオで例を紹介します。 シナリオ : 取引先企業の状態が変わったタイミングで自動投稿作成 アクティビティ フィードの規則には取引先企業の規則が作成されません。 しかしフォローしているレコードの状態の変化は確認したいものです。 以下の手順でワークフローを作成し、そのシナリオを達成します。 1. 設定  | プロセス センター | プロセスをクリックします。 2. 新規ボタンをクリックします。 3. プロセス名、エンティティ、カテゴリを以下のように設定します。 4. OK をクリックします。ワークフローエディターが起動します。…


Dynamics CRM 2011 アクティビティ フィード その 2

みなさん、こんにちは。 前回に引き続き、アクティビティ フィードの紹介を行います。 今回は導入と構成です。 アクティビティ フィードの導入 アクティビティ フィードの機能はソリューションとして、マーケットプレースで 提供されてます。以下の手順で導入が可能です。(オンライン、設置型共通) 尚、設置型の場合は Update Rollup 5 の適用が必須になりますので、 事前に適用をお願いします。 1. Internet Explorer で Dynamics CRM 2011 またはオンラインに接続します。 2. 設定 | カスタマイズ | ソリューションをクリックします。 3. 既にアクティビティ フィードが導入されている場合には、以下のような ソリューションが表示されます。既に導入されている場合は、構成へと 進んでください。 4. ソリューションがない場合には、「マーケットプレースからソリューションを 取得」 ボタンをクリックします。または以下のリンクを開きます。 Microsoft Dynamics MarketPlace (日本) 5. Microsoft Dynamics CRM アクティビティ フィード 探します。 6. 試用版からソリューションをダウンロードします。 7. 使用許諾に同意していただくと、MicrosoftCRMActivityFeeds.zip.cab が ダウンロードできますので、任意の場所に保存してください。…