Microsoft Dynamics CRM 4.0 Update Rollup 12 がリリースされました!

みなさん、こんにちは。

8月に入って夏休みシーズンですが、みなさんは何か予定はありますか?お盆は管理者の方にとっては
システムメンテナンスで忙しいと思いますが、我々サポートチームも、夏バテに負けずに行きたいとおもいます。

さて今回は、先日リリースされた Update Rollup 12 の情報をまとめました。

次のリンクから Update Rollup 12に関する情報を確認することができます。

Update Rollup 12 概要

· Update Rollup 12 は累積修正プログラムですが、次の 2 つの Update Rollup 12 に関しては、
  適用前に Update Rollup 7 を適用する必要があります。

  • CRM Outlook クライアント (CRMv4.0-KB2028381-i386-Client-JPN.exe)
  • データ移行マネージャー (CRMv4.0-KB2028381-i386-DMClient-JPN.exe)

その他の CRM コンポーネントには、適用前提となっている Update Rollup はありません。

· Update Rollup 12 では、40 のサポート対象言語パックに対する更新が行われています。
  Update Rollup 12 言語パックを適用する場合、事前に製品リリース時の言語パックが
  インストールされている 必要があります。
  言語パックをご利用の場合は、次の作業を行ってください :

  1. 必要な Update Rollup 12 言語パックをダウンロードします
  2. ダウンロードした Update Rollup 12 言語パックをインストールします
  3. 言語パックを無効化します
  4. 再度、言語パックを有効化します

· CRM Outlook クライアントへの修正プログラム適用時に再起動を防ぐ方法が Update Rollup 4 ブログ (英語)
  記載されています。

· CRM サーバーに Update Rollup 12 を適用する前に Update Rollup 12 を CRM Outlook クライアントに
  展開することができます。

· Update Rollup 12 を自動更新で有効にするための手順は、Update Rollup 4 ブログ (英語) 、および
  CRM Client AutoUpdate ブログ (英語) に記載されていますので、参考にしてください。
  手順のリンク(Link)とパッチID(Patch IDs) はサポート技術情報 2028381 で確認することができます。

· Update Rollup の中には、手動で設定を追加して有効にする必要がある修正プログラム(Hotfix)があります。
  このような Hotfix については、サポート技術情報 2028381  に手動で構成を行う必要のある Hotfix をリストした
  箇所があります。

Exchange Server 2010 用 のルール展開ウィザード

Update Rollup 12 から、Exchange Server 2010 でもルール展開ウィザードが使えるようになりました。転送メールボックスを
お使いの方は、是非お試しください。

他の修正情報は、サポート技術情報をご参照ください。

- Dynamics CRM サポート 中村 憲一郎