Windows Azure コマンドライン ツール を使ってみる


開発者はコマンドライン好き!?

最近では、私も作業の多くは GUI ベースなことが多いわけですが、もともとは MS-DOS な時代から PC をいじっていた世代としては、CUI でコマンドを叩くのに快感を覚えることもしばしば・・・

というわけで、今回は Windows Azure をコマンドラインで使う方法のご紹介です。先日やっと自分の PC をタッチ対応のハードウェアに移行して Windows 8 をクリーンインストール&環境構築をしました。その際にちょっとハマったポイントを含めて、簡単ですが書いてみます。

Windows Azure は、PowerShell の cmdlets と、node.js パッケージ マネージャー (npm) ベースのコマンドラインツールを利用できます。

Windows Azure PowerShell cmdlets の詳細 (英語)

Windows Azure Command-Line Tools (npm) の詳細 (英語)

ここでは、上記の 2 つめの今回私がちょっとはまった npm ベースのコマンドラインツールの使い方を紹介します。

上記の Web ページでは、”for Mac and Linux” と書いてありますが、もちろん Windows でも使えます。Windows Azure SDK for Node.js (0.6.8) を Web Platform Installer 経由 などでインストールしてから、コマンドウィンドウで

npm install –g azure

と打つだけで Azure コマンドが利用できる、と、現在いろいろな所に書かれています。

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node.js の Azure コマンドパッケージのバージョン 0.6.7 までは、これで問題なく Azure コマンドが使用できましたが、2012.11.20 にアップデートされたバージョン 0.6.8 からは、node.js の Azure Client Library 部分とコマンドラインツールの部分が別々に提供されるようになりました。これにより、Azure コマンドラインツールを利用するには、

npm install -g azure-cli

と入力する必要があります。このあたりの詳細は npmjs.org の azureazure-cli もご参照ください。

今回私がはまったポイントがここでした。幸いにも Twitter や Facebook でアドバイスいただき解決できました。 (@statemachine さん、ありがとうございます!)

image


さてさて、ここまで出来ればあとは簡単です。Windows Azure Command Prompt や Windows Azure PowerShell などを開いて、

azure

と打つと、素敵なアスキーアートが表示されます。(日本語フォントなのでバックスラッシュが \ になってしまうのはご容赦w)

image



■ Azure アカウントの準備

Azure コマンドラインツールを初めて使う場合、まずは Windows Azure サブスクリプションのアカウント情報を設定する必要があります。Windows Azure ポータル などで登録したサブスクリプションの情報を下記のコマンドでダウンロードします。

azure account download

ブラウザが開き、*.publishsettings ファイルのダウンロードが始まりますので、ローカルの任意の場所に保存します。

次に、このダウンロードしたファイルを下記のコマンドで Azure コマンドラインツール環境にインポートします。

azure account import <file_name>.publishsettings


これで準備は完了です。試しに、

azure site list

などのコマンドを入力してみると、既に Windows Azure Web サイトなどを使用している場合には、下記のように Web サイトが一覧表示されます。

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■ コマンドラインで Azure Web サイトを Git でデプロイしてみる

先日の MVP Open Day でデモした内容そのままですが、下記のような HTML ベースの Web サイトを Azure Web サイトにデプロイしてみます。

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このフォルダで Git Bash を開いて、下記コマンドでリポジトリの準備をします(ここでは Git の詳細は割愛します)。

git init
git add .
git commit -m 'initial commit'


続いて、下記の azure コマンドで Web サイトを作成します。

azure site create <site-name> --git

<site-name> には任意の名前を入力します。–git オプションは、このサイトで Git リポジトリを有効にするものです。同時に、”git remote add azure https://****” コマンドも実行され、azure という名前でリモートリポジトリが登録されます。


あとは、下記の Git コマンドでローカルリポジトリを push するだけです。

git push azure master

image

下記のコマンドを使って、作成した Web サイトを開いてみます。

azure site browse <site-name>

push した Web サイトがブラウザで開けば成功です。(下記は一例デス)

image

◆◆◆

Azure コマンドでは、ここで紹介した Web サイト以外にも Cloud サービスや仮想マシンも作成できますので、コマンドライン好きの方は利用してみてはいかがでしょうか。

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