早くも滞在 1 週間、今私は Patterns & Practices チームにいます

早いもので、マイクロソフト米国本社のレドモンド キャンパスで働き始めてから早くも 1 週間が経ちました。

現在私は Patterns & Practices のチームにお世話になっていまして、ここでさまざまなアーキテクチャ ガイダンスの作成プロセスを学びつつ、日本のみなさんへ Patterns & Practices や Web 開発関連の情報をお伝えしていこうと思います。

こちらが私がお世話になっている Building 5 です! ビルの間をリスが走り回っていることにビックリした今日この頃です。

B5-1B5-2

さて、まだ Patterns & Practices についてご存知でない方もいらっしゃると思いますので、まずは簡単にご紹介します。

Patternns & Practices とは、マイクロソフト プラットフォームを使ったアプリケーションの設計開発および実装のリファレンスです。多くの Patterns & Practices ガイダンスは様々なマイクロソフト製品や技術を組み合わせた統合的なドキュメントとサンプルコードで構成されています。

現在、Patterns & Practices は下記のカテゴリで構成され MSDN ライブラリ (英語) に掲載されています。

これらのうち全てではありませんが、日本語でも読むことができます。クラウド開発はもちろん、すでに Windows Phone 7 向けの開発ガイダンスも日本語で用意されています。

ソリューション開発

クラウド開発

モバイル開発

Web 開発

デスクトップ開発

また、「Microsoft Application Architecture Guide, 2nd Edition」(通称 AAG )の日本語訳を PDF または XPS 形式でダウンロードしてご覧いただくこともできます。

>> アプリケーション アーキテクチャ ガイド 2.0 日本語版 <<

ぜひダウンロードして読んでみてくださいませ。

◆◆◆

アプリケーションを設計開発するにあたって、もはや単一の技術だけでは済まず、さまざまな技術を複合的に組み合わせることが必須となっています。また、単に “動けば OK” 的なアプリケーションではもはやダメで、セキュリティの面はもちろん、スケーラビリティ、ユーザビリティ、パフォーマンスなども十分考慮した設計・実装をおこなうことも必須です。

Patterns & Practices のドキュメントは膨大ですが、まずは興味のある部分から読み始めてみてはいかがでしょうか。