Windows 7 : Ribbon Framework (リボン フレームワーク)

Windows 7 RC のリリースに伴い、Windows SDK も RC 対応版がリリースされています。

Microsoft Windows SDK for Windows 7 and .NET Framework 3.5 SP1: RC
ISO ダウンロード / Web セットアップ

この SDK に関してのいくつかの変更点の中で、ネイティブ開発におけるリボンコントロールの名称やヘッダファイルなどが更新されました。

これまで Scenic Ribbon と呼ばれていたものが、RC から Ribbon Framework と呼ばれるようになり、Scenic (シーニック) という言葉は使われなくなっています。(リボン フレームワーク という名称の方がストレートで分かりやすいですよね~)

SDK のヘッダファイルも下記のように更新されています。

Windows 7 RC SDK (新) Windows 7 Beta SDK (旧)
UIRibbon.idl UIRibbon.h UIRibbonKeyDef.h UIRibbonPropertyHelpers.h ScenicIntent.idl ScenicIntent.h ScenicIntentKeyDef.h ScenicIntentPropertyHelpers.h

さらに、CLSID の定義名も下記のように変更になっています。

CLSID : CLSID_UIRibbonFramework  (旧:CLSID_ScenicIntentUIFramework)

(GUID 番号そのものは変更になっていないようです)

また、MSDNのドキュメントも既に更新されていますのでご参照ください。

Windows Ribbon Framework

ただ、こちらのドキュメントからリンクされているサンプルコード (Windows Ribbon Samples) は、現在のところ、まだ古いまま (Beta 時点でのコード) となっていますのでご注意を。

たまには SDK の中を探索するのも楽しいですね♪