Microsoft Azure アップデート @TechEd North America 2014 (1) Azure Files, Azure RemoteApp など


米国ヒューストンにて 2014年5月12~15日(現地時間) で開催されている TechEd North America 2014Keynote で Microsoft Azure 関連の数々のアップデートが発表されました。以下、Microsoft Azure の新サービス / 機能を中心にまとめました。

【5/14 追記】 Keynote 以外のアップデートを別途まとめました (→Part 2)

 

ID管理 (Azure AD)

  • Cloud App Discovery [preview] (→ 管理サイト: Microsoft Azure Active Directory Cloud App Discovery)
    • 社内で利用している SaaS アクセスする際、Azure AD により 組織 ID を使用できるよう設定、それぞれの SaaS の利用状況をダッシュボードなどで確認できるサービスです。不正なアクセスを感知する機能などを含め、デモで紹介されました。

コンピューティング

  • intensive VM (A8,A9) GA
    • 仮想マシンのインスタンスで演算機能を強化した Compute Intensive Instance が登場しました。8コア (CPU) の通常インスタンス A4 (14GB RAM)、メモリ集中型インスタンス A7 (56GB) より更に強化された A8 (8コア, 56GB RAM, 40 Gbit/s InfiniBand) および A9 (16コア, 112GB RAM, 40 Gbit/s InfiniBand) が利用可能です。

ネットワークサービス

  • Internal load balancing for Azure Virtual Machines (→ 詳細: Azure Load Balancer)
    • Azure 構成した仮想ネットワーク内で複数のVM を利用している場合、パブリック IP を使わずにプライベート IP でロードバランサーを利用できるようになりました。
  • Azure ExpressRoute GA
    • 専用線サービスを提供する Azure ExpressRoute が正式提供となり、シリコンバレー / ワシントンDC / ロンドンでサービス提供が開始されています。なお、ヨーロッパおよびアジア太平洋地域向けのサービス提供に向けて、TeleCity Group および SingTel との戦略的提携が追加になりました。

ストレージ

  • Azure Files [preview] 
    • 複数の仮想マシンからアクセスできる共有ファイルシステムで、Windows file API や REST API ベースでアクセス可能です。プレビュー機能申し込み&Approveが完了したサブスクリプションで新規に作成した Azure Storage が Azure Files として利用可能になります。
    • アカウント管理ページのプレビュー機能 から申し込みが必要です。

アプリケーション

  • Azure Redis Cache [preview] (→ 詳細: Azure Cache)
    • OSS のキャッシュサービスである Redis Cache が利用できるようになりました(プレビュー)。こちらは新ポータル (portal.azure.com) から作成、利用可能です。
  • Azure API Management [preview]
    • アプリケーション / サービスのAPI を作成、公開できる Azure API Management がプレビュー公開されました。Wellmark 社の事例を基にしてポリシーの設定やAPIのテスト、利用状況ダッシュボードなどがデモで紹介されました。

Business Continuity

  • マルウエア対応 (セキュリティ機能)
    • トレンドマイクロ 社 および シマンテック 社 とのパートナーシップにより、マイクロソフト / トレンドマイクロ / シマンテック のマルウエア対応ソフトウエアを導入可能になりました。仮想マシンをギャラリーから新規作成する際に機能拡張として選択可能になっています。
  • Azure Site Recovery [preview]
    • Azure Hyper-V Recovery Manager の名称で提供されていた、バックアップおよびリカバリーを含めたオーケストレーション(管理、自動化)のサービスが強化されることがアナウンスされました。System Center で管理しているオンプレミスのプライベートクラウド環境を Azure にバックアップでき、ネットワーク単位でバックアップ先を指定、障害発生時に実施するリカバリープランもAzureポータルから設定できることなどがデモで紹介されていました。
  • Azure RemoteApp [preview]
    • Azure AD を利用し、Windows Server ベースの社内で利用しているアプリケーションをリモート接続の形態で提供する機能です。Windows / Windows Phone はもちろん iPad / Android からも利用できることが Fundamental Session のデモで紹介されていました。
    • アカウント管理ページのプレビュー機能 から申し込みが必要です。

 

現在、只今追いかけ再生でKeynote、Fundamental Session 他いくつかのセッションが視聴できます。

Channel 9 > TechEd North America 2014

【5/14 追記】 KeynoteFundamental Session などが既に視聴可能です。

 

なお、Azure の各サービス、機能の新規追加、変更、機能強化などについては Azure Web サイトにて公開されています。

Microsoft Azure Website > Service Update

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