マイクロソフトが Open Compute Project に参加、クラウド向けサーバーデザインを提供


マイクロソフトは、クラウドや大規模コンピューティングのための効率的なハードウエアを構築することを目的とした、オープンなコラボレーションプロジェクトである Open Compute Project (OCP) に参加することを発表しました。そして、マイクロソフトが運営するデータセンターのために設計された "cloud server specification" と呼ばれる、世界規模でWindows Azure や Bing、Office 365 といったクラウド コンピューティングサービスを提供するための、サーバーハードウエア仕様が提供されることになりました。合わせて、 サーバー診断 / 電源供給 / ファン調整 といったハードウエア管理のためのソフトウエアコードも Microsoft Open Technology Inc. から公開されています。

マイクロソフトは 1989 年より自社データセンターの運用を開始し、世界向けオンラインサービスとして 1995 年に MSN のサービスを提供し始めて 19年が経っています。$150 億 以上がクラウドインフラに投資され、現在では 200 以上のクラウドサービスが提供され、10 億人以上のユーザー、2000万以上 のビジネスユース、90 以上の国 / 地域にサービスを提供しています。

Windows Server 向けに最適化され、Windows Azure を 可用性・拡張性・効率性の高いクラウドサービスとして提供できるように構築されている、このデータセンターのシステムデザインにおいて、下記のような原則が用いられています;

  • 発生する障害を拡大させない / 可用性への影響を防ぐための、デザインの簡素化
  • TOC を削減するための、コスト / 電力 / パフォーマンスを含めた効率化
  • 新しいテクノロジーの採用を含めて、ハードウエア変更にも柔軟に対応できるモジュラー型システム
  • 需要に応じたハードウエア構成変更に対応できるサプライチェーン
  • 拡大するシステムに対応し、障害発生時にも効率的に対応できる、容易なオペレーション
  • 機材の再利用を含む、持続可能な環境保全への取り組み

これまでのエンタープライズ向けサーバーと比較すると、サーバーコストの 40% 削減、15% 省電力、デプロイにかかる時間の 50%削減 などを実現しています。

The Official Microsoft Blog > Microsoft contributes cloud server designs to the Open Compute Project
Microsoft Data Centers Blog > Microsoft Contributes Cloud Server Specification to Open Compute Project

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