Windows Azure キャッシュを更新、クラウドサービス、仮想マシン、Web サイトで利用可能に

Windows Azure キャッシュが新しくなりました。高速な分散型メモリキャッシュのサービスを提供する Windows Azure キャッシュは占有で利用でき、データをメモリ内に保有することでアプリケーションの拡張性とパフォーマンスを向上します。アプリケーションごとに Windows Azure キャッシュの占有インスタンスを作成する、または、複数のアプリケーションで一つのインスタンスを共有する、のどちらの方法でも利用できます。

現在、Windows Azure キャッシュ はクラウドサービス、仮想マシン (Windows/Linux)、Web サイトで利用でき、モバイルサービスの対応も予定されています。こちら引き続きプレビュー機能としての提供で、ご利用は プレビュー機能のページ からお申込みが必要です。

サイズは Basic / Standard / Premium の3種類あり、Standard 以上では名前付きキャッシュの機能などが利用可能です。

キャッシュはこれまで Cache Servie (Dedicated), In-Role Cache (クラウドサービスのキャッシュ), Shared Cashing の3種類が提供されていましたが、Shared Cache は サービス終了となります。

 

なお、Windows Azure  Web サイト、仮想マシン でも自動スケールのスケジュール機能が利用できるようになっています。

Web サイトではサーバー占有になる 標準モード で利用でき、平日の日中/夜間 および 週末 の 3 パターンで 自動スケールを設定できます。自動スケール機能によりインスタンスの変更があった際はダッシュボードで確認できます。

 また、Webサーバーの診断ログをストレージに保存することも可能になっています。

アラートおよび操作ログは、Windows Azure 管理ポータルでは [管理サービス] の項目にまとめられ、サブスクリプション別、サービス別などでフィルタリングできるようになって、探しやすくなりました。

 

ScottGu's Blog > Windows Azure: New Distributed, Dedicated, High Performance Cache Service + More Cool Improvements

windowsazure.com > Windows Azure キャッシュ
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