要対応: Windows Azure 仮想マシン (Linux), Windows Azure クラウドサービス Guest OS

Windows Azure 仮想マシン(Linux) および クラウドサービス (Guest OS 3.0 / 2.12 / 1.20) をお使いの場合は、下記アナウンスが出ておりますので対応をお願いいたします。

 

1. Windows Azure 仮想マシン : Linux イメージの更新

仮想マシンのパフォーマンスおよび安定性向上のため、下記の仮想マシン(Linux) をお使いの場合は、イメージ更新をお願い致します。

  • 2012 年 12 月 21 日以前にギャラリーから作成、ストレージに保持されている Linux の仮想マシンイメージ
  • 2012 年 12 月 21 日以前にご自身で作成して Windows Azure にアップロードした Linux の仮想マシンイメージ (個人イメージ)

詳しい手順は MSDN Windows Azure Forums [ 原文 (英語) / 日本語訳 ] に掲載されていますが、下記の Step になります。

  1. 個人イメージから 新規仮想マシンのインスタンスを作成 (※個人イメージを利用している場合のみ)
    • 管理ポータルの画面左下 [+新規] または仮想マシンの管理画面の [仮想マシンの作成] をクリックして、[ギャラリーから] を選択、[マイイメージ] から作成を行ってください
  2. 実行中の仮想マシンのレポジトリアップデートを実行
  3. 実行中の仮想マシンのカーネルをアップデート
  4. 実行中の仮想マシンの Windows Azure Linux エージェントをアップデート
  5. 実行中の仮想マシンから 個人イメージを作成
  6. レポジトリ から 古い イメージ の削除

MSDN Windows Azure Forums > Windows Azure Virtual Machines for Linux : Immediate Action Required for Linux Personal Images and Virtual Machines

 

2. Windows Azure クラウドサービス : Guest OS の更新

適切なタイムスタンプ属性のないデジタル証明書の問題 (KB2749655) のため、Windows Azure クラウドサービス Guest OS 3.0 / 2.12 / 1.20 (Release 201208-02) がサポート対象外となりました。これ以降のバージョンである Guest OS 3.1 / 2.13 / 1.21 (Release 201210-01) でこの問題に対応済みとなっていますので、Guest OS のバージョン変更をお願い致します。OS 更新が自動に設定されている場合は、特に作業は必要ありません。

デプロイを行う際に Guest OS 3.0 / 2.12 / 1.20 (Release 201208-02) のバージョンは既に利用できなくなっており、また、cscfg ファイルで Guest OS バージョンを指定した場合はエラーとなります。

windowsazure.com > Windows Azure Guest OS Releases and SDK Compatibility Matrix
Windows Azure デベロッパー サポート チーム ブログ > [Windows Azure] デジタル証明書の問題による Guest OS の更新について