Windows Azure ポータルの機能強化 ~ サービスバスの管理、Co-Admin 追加、SQL データベースのインポート&エクスポートなど

Windows Azure のサービスの管理を行う Windows Azure ポータル が機能強化されました。

Silverlight ベースの Windows Azure 管理ポータル(windows.azure.com) からできなかった操作が、新しい HTML5 ベースの通称 "Preview Potal" (manage.windowsazure.com) にも追加されました。

  • Windows Azure サービスバス の管理 : クラウド同士やオンプレミスにおけるアプリケーションのメッセージインフラストラクチャーを提供する Windows Azure サービスバス の作成や管理、監視を Windows Azure ポータルから行えるようになりました
  • Co-Admin (共同管理者) の追加、管理機能 : サブスクリプションごとにアカウント管理者とサービス管理者 (Service Administrator) が設定されていますが、開発担当者などのサービス管理者 (Co-Administrator) を追加することが可能です
  • Windows Azure SQL データベース の BLOB ストレージへの インポート&エクスポート : SQL データベースを DACPAC 形式で BLOB ストレージへエクスポート、インポートすることができます。また、インポートの際に新規 SQL データベースを追加することなども可能になりました

また、ポータルとしての機能改善がいくつか行われています。

  • Windows Azure 仮想マシン に関連付けられた VHD の削除 : 仮想マシンに関連づけた VHD ドライブが個別に削除できるようになりました
  • Windows Azure クラウドサービスの管理メッセージ改善 : クラウドサービスで稼働しているインスタンスのステータスが管理画面上部に表示されるようになり、また各インスタンスのステータスに表示されるメッセージがより分かりやすくなりました
  • Windows Azure メディアサービスの監視機能 : メディアファイルのエンコーディングなどのジョブの数やステータスなどをポータルから確認できるようになりました
  • Windows Azure ストレージ コンテナの作成およびアクセス権限管理 : ストレージのコンテナの作成が ポータルからできるようになり、アクセス権限なども設定できます

ScottGu's Blog > Announcing: Improvements to the Windows Azure Portal