Windows Azure SQL Database を SQL Server のリンクサーバーとして設定可能に

Windows Azure SQL Database の機能アップデートが行われ、SQL Server のリンクサーバーとして Windows Azure SQL Database を追加できるようになり、分散クエリの対象となりました。

SQL Server は、他のデータベース (SQL Server データベース以外のデータベースを含む) のデータを結合する、分散クエリ と呼ばれる機能を持っており、その対象となるリソースを リンクサーバー と呼びます。今回の機能強化により、Windows Azure SQL Database のデータを結合することが可能になり、オンプレミスとクラウドの双方のデータベースへの分散クエリを実行でき、ハイブリッドクラウドアプリケーションにおいてデータベースとしてより柔軟に利用できます。

また、SQL Server 2012 と同様に 再帰トリガーの設定が可能になるなどの機能強化も含まれています。

Windows Azure Team Blog > Announcing Updates to Windows Azure SQL Database

Microsoft TechNet Library > SQL Server : リンクサーバー (データベースエンジン)
Microsoft TechNet Library > SQL Server : 入れ子になったトリガーの作成 (再帰トリガーについて)