Windows Azure ストレージ に保持されているオブジェクトが 4 兆を突破 ~ 1 年で 4 倍に

 

Windows Azure ストレージ には 4兆 (4 trillion) 以上のオブジェクトがストアされており、平均 27 万 アクセス / 秒、ピーク時には 88 万アクセス / 秒のリクエストが処理されています。オブジェクト数が 1兆を超えたのが 1 年前であり、この 1 年で 4 倍になりました 。(※ 多重化のためのレプリケーションは含みません。)

Windows Azure ストレージはデータをレプリケーションし、多重化することでデータのバックアップを行っていますが、同一地域内でレプリケーションを行う LRS(Locally Redundant Storage) および 他の地域へのレプリケーションをも行う GRS (Geo Redundant Storage) の2通りを選択できます。

なお、Windows Azure 仮想マシン は Windows Azure ストレージ (ブロブ) に配置されており、レプリケーションによる多重化が行われています。

仮想マシン を試用した後、不要な課金 (無料使用分の浪費) を防ぐためには、仮想マシンの削除だけでなく、ストレージ上に確保されていた領域 の削除も忘れずに行ってください。

【仮想マシンの削除方法】

Windows Azure ポータルから [VIRTUAL MACHINES] をクリック、仮想マシンの一覧を表示します。STATUS の列 ([✔ Running] と表示されている箇所) をクリックして選択、画面下部バーの [DELETE] をクリックして、仮想マシンを削除します。(「仮想マシンを削除しますか?」といった確認メッセージが表示されるので、YES✔ をクリックしてください。)

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仮想マシンの削除が完了したあと、仮想マシンの一覧画面で 上部から [DISKS] をクリックして、仮想マシンのディスクを表示し、同様の手順で削除してください。

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仮想マシンとディスクの削除が完了したら、インスタンスの削除も行います。Windows Azure ポータルから [CLOUD SERVICE] をクリックして一覧を表示、削除を行います。

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なお、ストレージの確認も行い、仮想マシンの領域が残っている場合は削除を行います。これで作業は完了です。

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Windows Azure Team Blog > Windows Azure Storage – 4 Trillion Objects and Counting