Windows Azure December 2011 Update まとめ


日本時間 12/14 早朝(?) に Learn Windows Azure が開催されましたが、今週 Windows Azure Web サイトをはじめとして さまざまなアップデートが行われましたので、その内容を お届けします。

 

■ Windows Azure Web サイト リニューアル  

詳細は 12/12 Post をご覧ください。

 

■ Windows Azure SDK の多言語、多様なプラットフォーム 、OSS 対応

Windows Azure SDK 1.6 から "Windows Azure SDK for .NET" という正式名称になりましたが、.NET 以外に node.js / Java / PHP に対応した Windows Azure SDK や 各種ツール、ソースコードなどがそれぞれ利用可能になっています。Web サイトのリニューアルにより、それぞれの言語に対応したツールを探しやすくなっており、これらのクライアント関連ツールは Apache v2 open source ライセンスで GitHub にも公開されています。

この中で特に大きなアップデートはは、Windows Azure SDK for Node.js と Apache Hadoop based service for Windows Azure です。

  • Windows Azure SDK for Node.js リリース

Windows Azure 上に快適な Node アプリケーション環境を構成することが可能になります。Windows Azure Blob / Table /  Quere ストレージを利用するためのライブラリや、コマンドラインツールである Windows Azure PowerShell for Node.js が含まれています。

Windows Azure Website (US) > Node.js Developer Center
Windows Azure SDK for Node.js のインストール (WebPI 経由)

  • Apache Hadoop based service for Windows Azure の Limited Preview 版が公開

数日かかっていた Hadoop アプリケーションのデプロイを数時間で Windows Azure 上でできるようになります。MapReduce ジョブを構築するための JavaSript ライブラリが含まれている他、Hadoop ベースの DWH ツールである Hive 対応の ODBC ドライバや Excel Add-in などデータ分析を効率化するためのツールも含まれています。Limited Preview 版のため、試用をご希望の場合は Web サイトからお申込みください。
【12/15 追記】 詳細は SQL Server Team Blog の記事 をご覧ください。(CTP(Customer Technology Preview) 版になっています。)

 

■ Windows Azure サブスクリプション : 購入・管理プロセス改善、試用サブスクリプション完全無料化、料金の見直し

これまで MOCP (Microsoft Online Services Portal) で行っていたサブスクリプション購入(申込) が Windows Azure Web サイト で行うように変更され、料金ページ などから 3 ステップで購入が完了します。また、最新の利用状況や請求金額、請求書を Windows Azure Web サイト > アカウント で随時確認でき、請求書の表示方法改善が図られています。

また、3か月間無料評価版 (これまでの "導入特別プラン") と MSDN サブスクライバー向けプラン (MSDN サブスクリプションの Windows Azure 無償利用特典) は、無料利用分を超えた利用を行うと停止となる機能が追加されました。これまでは無償利用分を超えると従量課金されていたため、試用を躊躇われていた方々にも安心してご利用いただけます。

なお、価格についてのアナウンスですが、

  • SQL Azure の 大口利用に対する料金引き下げ (詳しくは次項目で)
  • データ転送料金の値下げ (Zone 2 : アジア太平洋地域で $0.20 → $0.19)
  • サービスバス 利用無償期間 (~2012 年 3 月末) とその後(2012 年 4 月~) の価格体系の発表

などが行われました。料金体系については、Windows Azure Web サイト > 料金の概要 をご確認ください。

 

■ SQL Azure Q4 2011 Service Release

先行して利用可能になっているものもありますが、PASS Summit 2011 のアナウンス を受けて、2011 年 Q4 として下記がアップデートされています。

  • SQL Azure のデータベースサイズが 最大 50GB から 150GB に拡大

この最大データベースサイズ拡大に合わせて、より大きなサイズのデータベース利用に対する料金の引き下げが行われており、これまでの 50 GB 利用と同じ料金で 150 GB 利用が可能になっています。

  • SQL Azure 管理ポータルのリニューアル

"Metro Style" と呼ばれるタイルを使ったデザインに変更され、下記 SQL Azure Federation や DAC Import/Export Service はこちらの管理ポータルから利用できます。詳細は 12/10 Post をご覧ください。

  • SQL Azure Federation

データベースサイズやアプリケーションのワークロードを基にして、データベースのシャーディング (パーティション分割) を行うことで、データベースを伸縮自在に変更することができる機能です。詳細は Microsoft TechNet Wiki の記事 をご覧ください。

  • DAC Import/Export Service アップデート

DACPAC を利用して、Windows Azure Blob 経由で SQL Azure および SQL Server データベース をインポート/エクスポートするツールです。詳細は CodePlex のドキュメント をご覧ください。

  • ユーザー制御による照合順序 のサポート

SQL Azure で データベース作成時に、データの照合順序を指定できるようになりました。fn_helpcollations() システム関数が返す照合順序を指定できます。

 

■ Windows Azure Training Kit - December Update

Node.js や Windows Azure HPC Scheduler などのコンテンツが新規で追加されています。

Microsoft Developer Center > Windows Azure Training Kit - December Update

 

 

【 関連リンク】 

今回のアップデートに関する詳細はこちらをご確認ください。

Windows Azure Team Blog > Improved Developer Experience, Interoperability, and Scalability on Windows Azure
Windows Azure Team Blog > Now Available: SQL Azure Q4 2011 Service Release
The Silver Lining Blog > Windows Azure December Update - What's Important for OSS Developers

また、Learn Windows Azure のセッションストリーミング も合わせてご覧ください。 

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