Windows Azure AppFabric July 2011 リリース

Windows Azure AppFabric July 2011 がリリースされています。

今回の大きな変更としては、Access Control Service (ACS) 2.0 、また、Windows Azure 管理ポータルのアップデートに合わせて、AppFabric サービスのページも日本語を含む 11 か国語で利用できるほか、AppFabric セクションで Co-Admin (複数管理者)による管理も可能になっています。

ACS 2.0 の変更点として、(1)入力クレームを 2 つ設定、利用することが可能、(2)全ての OAuth 2.0 レスポンスで UTF-8 エンコードを利用、(3) 同一の ACS 名前空間に作成できるオブジェクトの数の制限廃止、があります。

Windows Azure Team Blog > Announcing the Windows Azure AppFabric July Release


【7/30 追記】

Windows Azure AppFabric の June 2011 CTP で追加された Service Bus REST API により、REST/HTTP API をサポートする様々な言語、プラットフォームによるアクセスが可能になっており、CodePlex にてサンプルアプリケーションが公開されていますが、PHP と Java によるサンブルが追加となっています。

CodePlex : Windows Azure AppFabric Service Bus Samples
Windows Azure Team Blog > Now Available: The June CTP of Windows Azure AppFabric Service Bus REST API from Java, PHP


【8/9 追記】

Windows Azure AppFabric SDK のアップデートも公開されています。

Microsoft Download Center > Windows Azure AppFabric SDK CTP – June Update