WPC 2010 にて Windows Azure Platform Appliance 発表

少し出遅れました...すでに多くのメディアにも取り上げていただいております。

7/11-15に開催されている WPC (Worldwide Partner Conference) 2010 @ Washington DC,US の Keynote にて、「Windows Azure Platform Appliance」が発表されました。 これは、サービスプロバイダーやユーザー企業が、Windows Azure Platform をマイクロソフトのデータセンター外の環境で利用いただくことを可能にします。

サービスプロバイダーなどのパートナー企業は、Windows Azure Platform Applianceを自社のデータセンターに展開して、お客様にクラウドサービスはもちろんのこと、システム開発などの独自サービスを合わせて提供することが可能になります。また、ユーザー企業は自社用に最適化したプラットフォームを構築することができます。もちろんパブリッククラウドとしての提供/利用だけでなく、プライベートクラウドとしての提供/利用も可能です。同 Keynote では、このアプライアンスを先行するパートナー企業として Dell, 富士通, HP、ユーザー企業として eBay が発表されました。

これまで Windows Azure Platform のデータセンターは日本国内に設置されていませんでしたが、このアプライアンスによって日本国内での設置が可能となり、コンプライアンス上のデータ保有の問題なども解決の道が見えてきました。

Press Release : Partners “All In” to Cloud Computing at Microsoft Worldwide Partner Conference 2010

WPC 2010 Keynote Videos : Day1, Bob Muglia (Speech Transcript)

報道資料 : 富士通とマイクロソフト 戦略的協業により、クラウドの世界戦略を強化