【Azure仮想マシン】即座にRed Hat Enterprise Linux環境をクラウド上に構築する方法


こんにちは。テクニカルエバンジェリストの戸倉彩です。

昨年11月4日(米国現地時間)、マイクロソフト社とレッドハット社は提携を結び、Microsoft Azure(以下、Azure)上でRed Hat Enterprise Linux(以下、Red Hat)の正式サポートが開始されました。

これまでAzure上に、Red Hat環境を構築するためは、手元のRed Hat環境のイメージファイルをAzure仮想マシン上でアップロードして展開する方法に限られていましたが、本日よりAzure MarketplaceにRed Hatが登場したことで、とくに事前準備を行わなくても新規でRed Hat環境を作成することが可能となりました。管理者にとっては、構築時間が短縮できるだけでなく、時間単位の従量課金制モデルでの利用など、パブリッククラウドの恩恵を様々なかたちで同時に受けることができるため、大きなアドバンテージに繋がることと確信しています。

■Announcing more open options and choice on Microsoft Azure
https://azure.microsoft.com/en-us/blog/more-open-source-innovation-azure/

今回は、Azure Marketplaceから新規にRed HatのAzure仮想マシンが、いかにスピーディーに展開できるかを、実際の操作手順と合わせてご紹介いたします。

【Red Hat Enterprise LinuxをAzure上に構築する手順】Azure管理ポータルを利用した場合

1. Microsoft Azure管理ポータル (http://portal.azure.com/) へログインする。
2. 「新規」メニュー→「Compute」→Computeの中の「すべて表示」を選択する。
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3. Marketplace検索ボックスが表示されたら「Red Hat」を入力し、Enterキーで検索を行う。検索結果からどのRed Hat環境を構築したいか選択する。
※今日現在(2016年2月18日)は、「Red Hat Enterprise Linux 7.2」と「Red Hat Enterprise Linux 6.7」が表示されます。
※今回は、「Red Hat Enterprise Linux 7.2」を選択しました。
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4. 選択した内容が表示される。
※必要に応じて「デプロイモデルの選択」を行い、「作成」ボタンで次へ進む。
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5. 基本設定の構成を行うための「1. 基本」の設定を行う。設定がが終わったら「OK」ボタンを選択する。
・名前: Azure仮想マシンの名前を任意で指定
・ユーザー名: Red Hatの管理者のユーザー名を指定
・認証の種類: (初期設定はパスワード)
・パスワード: Red Hatの管理者パスワードを指定
・リソースグループ: Azureで管理するためのリソースグループ名を任意で指定
・場所: 仮想マシンを配置するデータセンターを指定 (初期設定では米国東部)
※国内は東日本、西日本からお選びいただけます。
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6. 仮想マシンのサイズを選択するための「2. サイズ」の設定を行う。設定が終わったら「選択」ボタンで次へ進む。
※マシンサイズによって価格が異なりますのでご注意ください。詳細情報はAzure公式サイト(https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/virtual-machines/#red-hat)からもご覧いただけます。
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7. 仮想マシンのオプション設定を「3. 設定」で行う。特に設定しない場合には、そのまま「OK」で次に進む。
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8. 作成する仮想マシンの内容を「4. 概要」で最終確認し、問題がなければ「OK」を選択する。
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9. Azure上にRed Hat Enterprise Linux仮想マシンの作成(デプロイ)が開始される。
※ネットワーク環境や仮想マシンのサイズによって作成時間は異なりますが、上記内容でWi-Fiを利用して3分ほどでした。
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10. 仮想マシンの作成が完了すると、Azure管理ポータル画面に作成した仮想マシン情報が表示され、ホーム画面のアイコンも「デプロイしてます」から「実行中」へと変わる。
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Red Hat Enterprise LinuxをAzure上に構築する手順は以上になります。

後は、パブリックIPアドレスにSSH接続からログインして操作を行うことができるようになります。いかがでしたでしょうか?Red Hat構築に慣れていない方でも難しい設定を行う必要はなく、気軽にお試しから、本番環境の構築まで短期間で行うことができることを理解いただけたのではないかと思います。

今後もRed Hat on Azureの魅力について投稿していこうと思いますので、お楽しみに。

Have a nice Azure♪


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