Windows Phone SDK 7.1 Beta 2: Isolated Storage Explorer Toolという新機能

Windows Phone SDK 7.1 Beta 2から搭載された機能として、Isolated Storage Explorer Toolがあります。

How to ドキュメントは、こちら。https://msdn.microsoft.com/en-us/library/hh286408.aspx
分離ストレージへの読み書きを行うアプリケーションのテストやデバッグに便利かと思います。

ツールの場所:

(32ビットOSの場合) C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows Phone\v7.1\Tools\IsolatedStorageExplorerTool\ISETool.exe

(64ビットOSの場合) C:\Program Files (x86)\Microsoft SDKs\Windows Phone\v7.1\Tools\IsolatedStorageExplorerTool\ISETool.exe

アプリケーション内の分離ストレージにアクセスするツールですが、IsolatedStorageSettingsクラスで格納したアプリケーションの設定情報については参照できません。

デバイス/エミュレーター と 開発用のコンピューター間で、ファイルの転送が行えます。

ISETool.exe <ts|rs|dir[:device-folder]> <xd|de> <Product GUID> [<desktop-path>]

オプション

ts : デバイス/エミュレーター から ファイルやディレクトリを 開発用コンピューターへコピー
rs: 開発用コンピューター から デバイス/エミュレーター へファイルやディレクトリをコピー
dir: ディレクトリ (指定がなければルートディレクトリを表示)
device-folder: デバイス/エミュレーター上の分離ストレージ内のディレクトリを指定
xd: エミュレータをターゲットに指定
de: デバイスをターゲットに指定
Product GUID: WPAppManifest.xmlファイルに記述されているProductIDを指定
desktop-path: 開発用コンピューターのディレクトリを指定

アプリケーションがdeployされていることが前提となるので、エミュレータで実行する場合は、アプリケーションのdeploymentを忘れずに。